僕は馬鹿で
いや、孤独で
嘘をついた人のことも
考えてしまう
何か嘘をつく必要が
あったんじゃないかって
帰れる場所があったり
独りで生きて行くって
強い人は
そんなの考えないよね
その方がいいように思う
人のために言うのは
方便かな
嘘をつくのは
大抵は保身で
あとは自身の利益のため
自分を守りたいよね
大変だから得をしたいよね
たぶん君も
僕と一緒で孤独なんだ
孤独と認めたくない
孤独な人なんだ
嘘で紛れているフリをしてる
助けを求め難いよね
独りだなんて言ったら
変な目で見られるもんね
誰かといるのが
「普通」だもんね
僕は独りで生きていく勇気はないけど
独りで死ぬのはなんだか平気
だからかな
「独りだよ」
「僕は変わってるよ」
「みんな偉いね」
そんな感じで言えてしまう
嘘つかなくていいんだよ
助けを求めたらいいんだよ
人を傷つけるくらいなら
人から奪うくらいなら
嘘をついて何処に残るより
みっともなく叫んで
近くに来てくれる人の方が
絶対温かいもん
