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kataraが語る

気ままじゃないアメリカ生活

忘れた頃のやってきた。
頭の芯からぐぁーんと突き上げる痛みが襲ってきて、倒れるように横になった。ブラインドを降ろしても目を瞑っていても、眩しくてたまらない。


予兆、あったのかな。スマトリプタン(偏頭痛薬)も吐き気止めも飲むタイミングを逸してしまい、効かない。

 

我が家の男性軍は、私の偏頭痛に対処慣れしている。もう何十回も経験しているから。私が身動きができなくなると、水、IV Liquid (電解質系の飲み物)、プラスチックの袋を枕元に置いて行ってくれた。吐き気が治って少し落ち着いたら、Jello(ジュロ)、ご飯と梅干し。何が欲しいかわかってくれている。

 

偏頭痛はホルモンの変化、睡眠不足、ストレスなどが原因と言われている。今回はたまりに溜まったストレスで睡眠不足が続き、身体が限界を訴えたのだと思う。

毎度、最悪の状態の時は、あーこのまま起きれなくなったらどうしようと、虚ろに思うが、人間の身体は良くできている。二日間ベッドで休んだその翌日、仕事に戻った。

 

頑張り過ぎないように、頑張る。これ大事。image

 

私の同僚の妹のご主人の上司は、男の子と女の子が一人ずついて、ひとりは稀に見るバイオリン奏者ということを私が知っている、のはアメリカでは多分珍しくない。

 

ここではちょっとした世間話でも、会話を自分のものにしたい人が溢れている。だから、親族はもちろん、会ったこともない元ご主人の新しい奥さん方の家族のことや、隣人の友達のことも自分の家族のことのように自慢話のネタにする。結婚、離婚、再婚、義理の子ども、引越しといった社会現象が日常なので、話題作りには事欠かないはずだ。

 

今日の陶芸のスタジオ時間(予約すれば自由に使える)では、大腸スコープの経験談と食事制限の話で大騒ぎになっていた。私はイヤホンで、音楽聴いてたけど。

 

職場では、随分鍛えられた。ようやく自分の家族、日本の家族とビッグガイの家族のことは会話にのせる事はできるようになったが、それ以上は20数年経った今でも無理。自慢話が手に負えなくなり始めると、何かしらの要件でとその場から失礼させていただく。

付き合い悪いやつと思われてるか、自慢することがない可哀想なやつと思われているのか。

どっちでもいい。