ちょっとした事件勃発!
今日は、形容詞の授業。
ちなみにですが、国語教育では、形容詞、形容動詞、と二つに分けて勉強したと思います。(覚えてますか?!
)ですが、日本語教育では、どちらも機能は同じなので、両方とも「形容詞」と呼びます。
ですが、名詞修飾したときに「つめたい水」のように、「い」になる学校文法の形容詞を「い形容詞」、反対に、「きれいな花」のように、「な」になる形容動詞を、「な形容詞」と呼んでおります。(日本語教育の文法用語は、「そのままやん!」と突っ込みを入れたくなります・・・
)
さて、本題に戻ります。
「~はどんな~ですか」を使って、質問文を作らせて、お互いに質疑応答をさせておりました。
P国の学生が、先週から入った21歳のC国の学生に(Aちゃん、としておきます。)
「C国はどんなところですか。」と質問しました。すると、
「C国は、すてきなところです。そして、いい国です。」と答えました。
すると、P国の学生が、「
NO!」と英語で大声で言いました。そして、
「私の国はとても悪いです。そして、C国もとても悪いです・・・」と言って、そのあと、英語で、例の新幹線の事故、証拠隠滅について、あんなことをするなんて、信じられない、と続けて言いました。
すると、他のA国、F国の、英語が分かる学生達が、「ほんと、ありえない、クレイジーだ、」と英語で口々に言い、
「C国はとても悪いです。」
「C国は親切じゃありません。」など、ここは日本語で、非難し始めた。すると、Aちゃん、
「C国はいいです!
」と怒鳴った。
するとまた、P国の学生もムキになって、「死んだ人が35人なんてありえない。いつもC国の死亡者は35人なんだ。それは、本当にありえない、おかしい!はい、先生、説明して!」と、無責任に人に任せた。
そのあと、英語チームは、
「え?いつも35人なの?」
「そうだよ、どの事故も決まって死亡者は35人なんだ。ありえないだろ?」
などと話しており、その間、私は漢字を駆使して、その内容を、2人のC国の人に説明しました。
すると、Aちゃんが、
「C国はいいです。あれは日本の新幹線です。悪いは日本です!日本悪い!
」
と大声で叫びました。すると、もう一人の、55歳の残留孤児のC国の人(Bさん、としておきます)が、
「日本はいいです!C国悪いです!」
と、これまた、大声で叫びました。(Bさんのことは、ここで書きました。http://ameblo.jp/curiouskitty/entry-10962183555.html よろしければどうぞ!)
すると、今度はAちゃんが、中国語で何やら、顔を真っ赤にして、Bさんに何やら怒鳴っております。
そうすると、またBさんが言い返し・・・2人で口論、大声で、口げんかしております・・・![]()
その間、英語チームは、私に「あれは日本の新幹線なの?」と聞いてきて、
「日本は技術を提供したんだよ。」など、私の代わりにF国の人が答えてくれて・・・
英語チームはおさまりましたが、まだC国2人が、大声で言い合っております。
ご想像していただけると思います・・・C国の人の言い争いって・・・本当に迫力あってすごいんです・・・![]()
とにかく、すごい大騒動になってしまいました
「はい、はじめましょう!」と私が一声。
それでも、まだAちゃんは、ブツブツ文句を言っております。
Bさんは、「先生、ごめんなさい。ごめんなさい。」と言ってくれましたが、
Aちゃんは、「先生、日本は本当に悪いです!」と吐き捨てるように大声で。
すると、A国のマシュマロマン、英語で、「だまれ、C国、sucks!
」と一喝。
一瞬でシーンとなりました。
恐らく、何を言ったかは分からなかったでしょうが、マシュマロマンが怒っているっていうのは、分かったようで、Aちゃんも、静かになりました。
Aちゃん、うちのクラスの
Tちゃんのようです。(Tちゃんよりは、マシだけど・・・
)とっても気が強く、プライドが高い子です。
さきほど言ったように、先週入ったんです。
1週間も経てば、クラスの雰囲気が出来上がります。このクラスも、とっても穏やかで、フンワリした感じのクラスだったんです。でも、それが、Aちゃんが入ったところで、ちょっと雰囲気が変わってしまったんです。
今回のような短期間のクラスでは、連帯感は、普通のクラスより強くなる傾向があり、後で入った人はクラスに馴染むのも難しいし、最初からいた人も、居心地悪く感じます![]()
学校も一人でも多く入れたいのは分かりますが、本当にビジネス優先です。
きっと、学生も
爆発しちゃったんだと思います。
授業のあとも、このニュースには関心があるようで、英語チームはそれについて、色々質問してくるので、一応、日本が技術を提供して作られたこと、だけど、その新幹線からスピード制御装置を勝手に取って、「世界一早い新幹線を開発したのはC国だ!」と言っていること、言ってしまったから日本のせいにできないことを話しておいた。
P国の学生は、最後に、「Aちゃんは、かわいそうなんです。自分は自分の国から出ることができて、いろんなことが分かって、自分が国にいる時に見聞きしていたことが、本当に少なかったことがよく分かった。C国は、もっと大変ですよね。国が情報を操作しているから。先生、みんな、日本が悪いと思ってないよ」
うんうん、と他の英語チームの学生もうなずいている。
まあ、私だって、それは分かってます。
ただ、今日は・・・学生たちを暴走させてしまったので、ちょっと反省です・・・![]()
その後は、ケロっとして、授業を普通に受けてくれました。
みんな、それなりに大人でよかったです。
私は彼らとの授業はあと1回です。嬉しいような悲しいような・・・でも、やっぱり寂しいかな![]()
今日、学校を一歩出ると、大粒の雨がザーっと降ってきました。空は割と青空だったので、すぐに止むだろうと歩いておりました・・・ほぼ、ずぶ濡れ。雨は・・・駅に着く10M手前で、ピタっと止みました。
誰か・・・見てるんでしょうかね・・・。自分の雨女っぷりに、ビックリです。