※ 今日はちょっと過激な内容・・・ ※
今日は、北朝鮮の韓国への砲撃に関連した新聞記事
何となく、こういう話は、授業として、興味深いものになるだろう、と思う反面、難しい・・・国の立場なんかが色々絡んでくるから・・・
私が今日持って行ったのは、今日から日米の共同軍事演習に、韓国の軍幹部が視察する、というもの。
そこから、日本の「自衛隊」という立場に話を持っていって、憲法9条か何かの話で、終わりたかった。
そう、韓国、北朝鮮、とそっちに目を向けるのを避けて、自国の防衛という観点から話をしようとした。
だけど、まあ・・・そうは行かなかった・・・![]()
早速
Nくん、
「先生、北朝鮮は、今の首相の息子のためにそれをやった、って聞いたけど、どういうことか、分かりません。」
ああ・・・三男のキムジョンウンのことね。北朝鮮は、首相じゃなくて、総書記だけど・・・![]()
何が聞きたいのか分かったので、一応紙面で言われている、キムイルソン、キムジョンイル、と、今度のキムジョンウンと、世襲が3代も続くことをよく思っていない人たちがいること、そして、国内で、経済状態が異常に悪いのに、軍事にばかり、お金を掛けているので、内部で不満が起こっていること、などを説明した。
「だから、軍でナンバー3の、息子のジョンウンが、やったってことになると、「お国のために、よくやった!すごい!」ってなるでしょ?だから、みんなに認められて、「やっぱり次の後継者はジョンウンがいいね。」って、国民に思わせたかったって言われてるんだよ。」
Nくんたちの国も、つい10年くらい前まで、王様が、国を支配していて、世襲が続いて、今は変わったことを教えてくれた。でも、今も政治が混乱していて、誰がリーダーが分からない状態がずっと続いていて、前のほうが良かった、という人も出てきているらしい。
さてさて、そして、やっと、本題の新聞記事に。
うちのクラスは、なかなか本題に入らせてくれない・・・まあ、質問があることはいいことです。。。
記事に出てくる、イージス艦や、原子力空母ジョージワシントンなどの写真、そして、日本にある米軍基地の地図などを見せながら、共同軍事訓練の記事を読んで、話をした。
「先生、それ、本当に怖いよね」と、ジョージワシントンを指しながら言う。
「そうだろうね。何かあれば、すぐに、いつでも、飛び出していきますよ、っていうことだからね。」
「本当に戦争になったら、日本は何をしますか。」
「う~ん・・・まずは沖縄に住んでいる人たちに、避難命令を出すんじゃない?基地があるところが、最初に狙われるような気がするから、危ないよね・・・わかんないけど。」
私、本当にこういう話は得意ではない・・・正直よく分からない![]()
「でも、日本は韓国とアメリカと一緒に戦争するんでしょ?」
「いや、戦わないよ。戦っちゃいけないからね。憲法第9条っていうのがあって、戦争はしてはいけないことになっている。だから、自分達の国を守るだけの、自衛隊しかないんだよ。」
どうやら、うまい具合に、自衛の話に持っていけそうだ!![]()
そこで、自衛隊の話に。日本は日本を守るために、自衛隊を持っている。軍隊とは違う。やられたから、と言って、追いかけていって、攻めて行ったりしてはいけない、という話をした。
「じゃあ、日本は、見てるだけ?韓国、助けない?」
「うん、まあ、何か援助はすると思うけど・・・」
さっきから、どうも、中国の学生達が話に入ってこないのを感じていた。
そんな時、
「中国は、北朝鮮と一緒に戦争するでしょ?そしたら、どっちが勝つ?」と
Rくん。
「戦争はしないから大丈夫。」と中国の
Sくん。
「でも、分からない。したら、でも、中国はどうする?」
すっごく、何か言いたそうだったけど、困っていたので、私が、「ここは日本だから、何を言っても大丈夫だよ!」と言った。そしたら、
「中国は、北朝鮮と一緒になるけど、でも、こんな小さいことでは、しない。これは、大きいことじゃない。死んだのは、4人だけです」
おお、そういう感覚か・・・![]()
続いて、Aくんが、何を話しても大丈夫、に安心したのか、勢いよく話し始めた。
「先生、これは、国と国の問題じゃないです。これは、家族が、けんかしているのと同じです。前は一つの国でした。同じ国。ちょっと、今、分かれています。前、中国も三つに分かれたり、二つに分かれたり、しました。でも、今は一つ。それは、歴史で見たら、普通です。だから、もうすこししたら、きっとまた一つになります。本当は、何もしないのが一番いい。アメリカも、中国も何もしないのがいいです。」
なるほどね・・・![]()
最後に過激な発言をした、ちょっとオタのKくん。
「先生、インターネットで、若者達は、みんな、北朝鮮がしたことを喜んでる。みんな、韓国が嫌い。韓国は、中国人が一番嫌いな国。だから、みんな、北朝鮮、頑張れ、の気持ちがある。」
ちょっと、驚いた。日本じゃないの?素直にぶつけてみた。
「一番嫌いな国は日本じゃないの?」
「違う、日本はみんな、好き。日本人、たぶん、中国人が嫌いだけど、中国人は、日本が好き。本当に嫌いな人は、少ない。でも、韓国が嫌いな人は本当に多い。」
他の学生も、頷いている・・・
どうまとめたらいいか、分からなかった・・・どうしよう?![]()
と思っていたとき、本当にちょどいい具合に、チャイムが鳴った♪![]()

「まあ、本当に何もなければいいね。」
「先生が、結婚するまでは、何もないと思う。」
「ええ?どういう意味?」
「あと、10年くらいは大丈夫、という意味」
「・・・10年もかかるの・・・・?!
」
学生達とこういう、ちょっと避けたい話ができたのは、ちゃんと、信頼関係ができていたからだ、と自負しておきます・・・過激な発言が、色々飛び出しましたが、国が違えば、立場が違えば・・・です。ご了承ください。