今日は、水曜恒例、「セレブお宅拝見」の日。
北野に住むセレブな奥様、
Vさんの日本語レッスン。
今は、ひらがな、カタカナを一生懸命覚えてる![]()
Vさんが使ってた「みんなの日本語」という本。この本は日本語教育の初級の教科書としては、一番日本で使われているだろう教科書。
この本の「みんなの日本語Ⅰ」は、ローマ字版がある。全部ローマで表記されているから、かなが読めなくても、読むことができる。
ただ、「みんなの日本語Ⅱ」は、Ⅰの続きなんだけど、これになると、ローマ字版がなくなり、かな表記版のみになる。
Vさんは、「日本語続けたいわ!
」とおっしゃって、一生懸命、今かなを覚えている![]()
さて、ひらがなとカタカナ、どっちから先に教える?
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色んな意見があると思うけど、やっぱり私は、欧米系の人には、カタカナから教えるのが好きだ。
なぜなら、
①自分の名前が書ける。
②外来語はカタカナ表記になるため、分かれば、何かが推測しやすい。
②は、たとえば、ピザのデリバリーを頼むときのメニュー表なんかを思い出してもらえばいい。たいてい、何がトッピングされているか、ピザの名前の下に書いてある。
チーズ、ソーセージ、マッシュルーム、コーン、トマト、ツナ、ダブルチーズ・・・etc
カタカナの言葉だらけ!
読めれば、なんとなく、何がのっているか、推測できる。
レストランなんかでも同じ。ひらがなや、漢字が一緒になっていても、なんとなく、カタカナが読めれば、「何か」が分かる。
照り焼きチキンのきのこ添え 和風ハンバーグステーキ スモークサーモンのパスタ 海老フライ
何かははっきり分からなくても、「チキン」が入っていることが分かるし、「ステーキ」だって分かるし、「パスタ」に「サーモン」が入っているのかな、って分かるし、最低でも、何かの「フライ」だってことが分かるかもしれない。
さてさて、今日は、「サ行」「タ行」をやった。
結構厄介な行だ。![]()
Vさんが、「この、今私が味わっている感覚、kittyがアルファベットをならったときに味わったのかしら?」と言った。
彼女が言うには、書くときに、形がうまく定まらない、という。確かに、お手本を見て書いても、自分で、「何か違う」という感覚はあった。アルファベットでいうなら、私は、筆記体のZが本当にうまく書けなかったのを覚えている。
しかし、ひらがなの方が苦労した。子供のときだった、というのもあるかもしれない。「な」と「ゆ」、そして、「ね」「わ」がなかなか、うまく書けなかった。![]()
さらに、今日は、サ行で、「シ」「ソ」、タ行で、「ツ」をやったので、ついで!と思って、「ン」もやった。
この4つ、本当に外国人泣かせ!本当によく似ている!
私も子供の頃、「シ」と「ツ」は、なかなか上手に書けなかったのを覚えている。何度も親に注意された。
テレビを見ていても、クイズの回答なんかをフリップに書いて見せる時があるが、時々、「ツ」なのか、「シ」なのかが分からない人がいる![]()
確かに、カタカナは特に、似ている文字が多い。「テ」と「チ」、「ソ」と「リ」、「マ」と「ヤ」、「マ」と「ア」など。
ひらがなに関しても、2年も勉強しているのに、「あ」と「お」や、「る」と「ろ」、さらには、「ま」「ほ」「も」を間違えて読んだり書いたりする学生が常にいる![]()
Vさんが、「日本人ってすごいわね。こんなに小さい違いを使い分けてるんだもんね。」と言った。
私が、「でも、アルファベットだって、筆記体の「g」と「q」、「e」と「l」、「u」と「v」は似ているよ。」と言ってみた・・・ちょっと、苦し紛れだったかな。。。
サ行、タ行、ができた、ということは、ザ行、ダ行、も覚えられた、ということなので、
「ケーキ」とか、「チーズ」とか、「タクシー」などの言葉を私が書いたら、Vさんは、一つ一つ、「kee......ki、ケーキ、あ、cake!」と楽しそうに「アハ体験」してました。Vさんの、分かったときの喜んだ顔を見ると、本当にこっちも嬉しくなるのです
これがあるから、この仕事、やめられない!![]()
授業の最後に、彼女のお子様4歳が、プレスクールでやったという、公文式のひらがな練習帳を私に見せて、「私よりずっと上手なのよ。」とちょっと、誇らしげに見せたお母さんの顔は、印象的でした♪![]()