新学期を迎え

気になることが多いのに

保育園での出来事を

話してくれないという

ママさんたちの悩み

多いですね


どうしたらいいですかと

相談を受けるたび

ドラえもんのポケットのように

じゃじゃーんと出したくなる物があります






文字通り

会話をコミック化して

見える化するものです

障がいのあるなしに

関わらず

興味ある方に

ぜひ

読んで欲しい本です



今日ね

○○ちゃんがね

滑り台で転んで

泣いちゃったの





ぼくが見つけて

先生を呼んできたから

だいじょうぶだったよ





こんな風に

お話ししてくれたら

安心ですが

園児さんにとって

大人が見ていない場面のことを

こんなにきちんと説明できるのは至難のわざです


語彙力や

文法力だけでなく

記憶力や

冷静に感情をコントロールして

状況を理解、把握する力など

園児さんには発達途上の

たくさんの能力が必要になりますものね



入園前は

ママと視覚的に共有出来た日常場面を

ママがいない場面では

視覚的に共有出来ません


そこで

園に関する状況説明は

言語力のみを頼りに行わねばなりません


ここが

園児さんには

ハードルが高いんです


常日頃から

一緒に体験することを

簡単な4コマ漫画に描いてあげる習慣にすると

俄然

お話しすることへの意欲が増す

お子さんがいます



その事を

私に教えてくれたのが

コミック会話です



私は研修会で

コミック会話は

スピーディに流れていく

場面状況の理解を促す

支援ツールだと

何度も教えられました

決して何かを教え込む教材にはしないで下さいと


誰が誰に何をし

何を感じたか

動く場面を止めながら説明してあげる事で

状況を理解できる安心感が


やがて

説明したい意欲や

会話への意欲に

結びついていくように思います


あるお母様から

コミック会話の

素晴らしい応用編を

伺ったことがあります

小学校に入学後

学校のことをあまり話してくれない

と悩んだそのお母様は

毎日

子どもが学校に行ってる間の自分の行動を

4コマ漫画にして

テーブルに置いていたそうです


子が興味を持ったら

ママ今日こんなことしてたんだよ

と話してあげました


結果どうなったでしょう(^^)

お子さんが

ぼくも描くと

学校での出来事をコミック会話で

描きはじめたそうです


無理強いしないで

待ってあげた

成功例ですね!