暑いですねー


どこぞの選挙では


候補者の方々が


少子化対策の議論を


暑く交わされていましたね


高齢者の一人として


孫世代の行く末の多難さに


ため息を禁じ得ません




ベランダ菜園の西瓜ですが


雄花ばかりで雌花が咲かない😂


やっと咲いた二個の雌花に


人工授粉を試みてみました



命つなぐことは


簡単なことではない


そう自然が語りかけているようです🤣





ところで


痛ましい 水の事故のニュースが


今年も 聞かれますね


胸痛むニュースに



ふと


10代の終わりに学生ボランティアで参加した


ある夏のイベントを思い出しました


それは


障がいある子どもたちを招き


フェリーで神戸の海を巡るというイベントでした


自閉症や脳性麻痺 知的障がい


大勢のお子さんが家族と参加するのですが


準備段階から、そして、当日の朝も


私たち数十人の学生ボランティアは


すごい緊張感に包まれていました



急に走り出し 柵を超え


 海に飛び込んでしまうかもしれない


そんなお子さんたちが大勢参加しています


その子や家族に


フェリーの旅を楽しんでもらうことの


意義とリスクを


私たちは徹底的に叩き込まれました


当日の朝


主催団体の長みずから


私たちボランティアに対して言われた言葉は


「かたときも、担当の子から目を離すな


イベントの成功は 君たちにかかっている」




あの緊迫感に満ちた表情は


今でも はっきり覚えています…


2〜3時間ほどのイベントの間


文字通り担当児から瞬時とも目を離さず


任務をまっとうした私たちは


その日のゲスト田中星児さんが


甲板で歌う生歌の


ビューティフルサンデーは聞きそびれましたが


自分にも守れる命があるという


誇らしさと達成感で


喜びに満ち溢れていました


田中星児さんが下船間際に


私たちボランティアに


ご苦労様でした ありがとうございました


と丁寧に頭を下げていかれたのも


はっきり覚えています




障がいある方々のレクリエーションに


今ほど、理解がなかった時代です


養護学校がやっと義務教育になったと


ニュースが流れていたころの話しです


教育という基本的人権をやっと獲得したばかりの


障がい児…



恒例となりはじめていたイベント運営の努力は


一度の事故で


すべて水の泡となる…


あの日学生ボランティアを信用し


子どもたちの安全確保を任せてくれた 


今はなき主催団体の長の思い


今の私には沁み渡ります



命が輝いていたなあ あの日は


大ヒット中だった


田中星児さんのビューティフルサンデー


♪   さわやかな日曜


降り注ぐ太陽


へいへいへい


イッツは ビューティフルデイ  ♪


歌詞の通りのビューティフルデイ


イベントは大成功でした





今は


1人1人の命かがやく時代でしょうか



防げた事故で亡くなる子どもや


作業現場で あっけなく 亡くなる命


そして自ら断つ命…






すべての命が本当に輝いていたら


命は溢れるように


次から次へと生まれてくるのでしょうか…



始まったばかりの夏


輝くこと一人勝ちの今日の太陽にでも


問うてみましょうか