ここ数年、夏が長く、秋を楽しむ時間が少ない。
残暑が続くなぁと思っていたら、いきなり冬が来た。
そんな感じである。
そんな中で、さらに背筋も寒くなる衆院解散総選挙。
旧態打破を期待され、政権を持った民主党だが、
宇宙人やお遍路総理でグダグダになり、最後は
大きな公約違反を犯し、「近いうち」で霧消となった。
しかし、大劣勢の中、最後の民主党総裁が、
体調不良を訴え、テストの途中で早退した元総理に
迫った姿勢は、起死回生の可能性を残した。
この間にさまざまなことがあった。
政府としての目に余る、聞くに絶えない出来事の数々、
そして解散直前直後の節操のない離合集散。
他方、一般の国民と言えば、
予想を遥かに超えた大震災に見舞われながら、
むしろ人と人との絆を見つめ直し、支え合った。
グローバル国内企業の、瓦解ともいえる低迷が象徴する
産業疲弊の中で、必死に事業を存続させようと踏ん張ってる。
この国を思っているのは、政治家ではないのではないか。
名もなき市井の方々の方が遥かに高潔で肝が座っているように見える。
公約違反の中での法案通過は論外ではあるが、
消費税は上げざるを得ないのだろう。
もちろん国の歳出削減が先に提示されなければならない。
会社も同じだ。
この混迷の時代、今までのように「勘と度胸」では何とかならない。
今こそ、集う人々とともに指針をまとめ、理念へと昇華し、
進むべき道へと旗を立てて行かなければならないと思う。
この国のリーダーに問うことを、
企業も、私も、問い、問われている時代であろう。