着物の購入をお考えの方　その前にちょっと読んでみませんか

この話を記事にしようか　しないほうがいいか迷いました。

だけど　実際　お客様が高いお金を払って　一生の物にしようと着物を購入し

実際　着たり　お手入れするなかで　「こんなはずではなかった」　「こんなになってしまった」

とお着物ではなく　自分のしまい方　管理の仕方に原因があると思い

だんだん　着物から離れていってしまったり

正絹だと言われ　買ったお着物は　胴裏　比翼　全部　化繊だったりと

今　００００などで売られているお着物は　ほとんどが胴裏が化繊です。

表地だけ絹が多い

そして　その絹は中国製の物　で　仕立てはベトナムなんです

お着物を解くと　その縫い方にびっくりします

こんなに着物って　薄かった？夏物ではないし　ペラペラのお着物

絹１００％といっても　全然ちがう

なぜ　表地　絹で　裏地　化繊だと　良くないのか

かならず　狂いがでてきます　それに　とても着辛いです

化繊の胴裏は　年数を経て　黄ばみ　カビなどの変化をします

まあ　絹でも　湯どうしをしていなかったり　粗悪品のものだったら　そうになります

そうすると　表地まで　黄ばみ　カビ　しみが移り　お着物がダメになってしまうのです

国内産の絹をふんだんに使った表地　きちんとした染め

羽二重絹の胴裏　

で　きちんとした和裁士さんの仕立て

そういうお着物は　一生　いや　孫の代まで　１０年２０年３０年　受け継がれます

値段　高いと普通　思いますよね

００００などで買う　黒留袖では一式　２０万以内でしょう　

でも　きちんとした絹で仕立てた黒留袖一式　３０万円ぐらいで　仕立てられるのです

一式ですから　襦袢　帯も　もちろんあります。

もちろん襦袢だって　正絹です。

お着物を購入をお考えの方　お近くの京染店　のぞいてみてください

きっと　良いお買い物ができます

振袖でも　白生地から好きな色に染め上げ　柄も描いてもらい　仕立てたお着物

一式　５　６０万で　できます。まあ　これは　贅沢ですが

反物を選んで　仕立てたものなら　もっとお安くできます

それでは　今までたんすに眠ったお着物を有効利用したい

新しいお着物を仕立てるのは　嫌という方

でも　着物は胴裏が真黄色！！だったり　サイズが小さい

それは　最初にお着物を解き　きれいに洗い張りします

そして　新しい胴裏（もちろん絹）と交換　この胴裏だと何十年たっても黄ばみません

きちんとした胴裏でしたら　そのまま洗い張りして使えます

そして　今の自分のサイズに仕立て直す

かえって　昔のお着物のほうが　良いお着物があるので　きれいに艶がでて　とっても良いのです

で　値段は　お着物によってさまざまですが　５万くらいが平均だと思います

お着物に狂いがきて　着づらかったり　毎回　着物を着るとき　嫌な思いをする時がある方にお勧め

京染店　決して　敷居は高くありません。

お近くの京染店　お話だけでも聞いてみるのも　いかがでしょうか

私は京染店の　まわしものでは　ありません（笑）

素敵な着物生活がおくれれば　なによりです。

ＰＳ

自分のお着物　化繊？絹と分からない場合　京染店の方に見てもらうのもいいですが

ご自分でという方　生地を見えないところを解き　一本の糸を燃やしてみます

さっと　なくなってしまうのは化繊

玉が残るのは　絹です

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