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すとこターミナル

トランスフォーマーとか特撮トイとかレビューするブログです

今回は玩具の紹介じゃない連続シリーズ2回目です。その1はこちら
この記事では、キャッスルターミナルの変化形態『闇の巨獣』について考えたことをまとめてみようと思います。



○究極の見かけ倒し
闇の巨獣はテレ朝公式サイトの「闇の巨獣|烈車戦隊トッキュウジャー|テレビ朝日 」によると、なんと身長が418mもあり、なんとトッキュウジャーの保有する最大戦力・トッキュウレインボー(88m)の4.75倍もあります。……が、そんな巨大さ、劇中では「よく見るとビルが膝に来るぐらいにはでかかったなー」というぐらいで、ロボとのバトルすらなく光を纏ったレッシャーの特攻であっけなくやられてしまいました。終着駅予告でロボ戦の映像が一切なかった時点であまり尺はとらないだろうとは思っていましたがまさかここまでとは……
映像そのものはオープンセットで撮られており、現実味を感じさせるものでした。短いシーンながらもクオリティの高いものを提供しようとしたスタッフには感謝です。

○『闇の巨獣』という名前
戦隊では敵の本拠地が巨大な敵になるパターンというのはゴレンジャーの頃からあり(あるの?)脚本家つながりでは「ギンガマン」の魔獣ダイタニクス、最近も「キョウリュウジャー」の創造神デーボス……などがあります。
これらの名前がある連中に対し、闇の巨獣という名前は個性づけがなされておらず概念のようです。ネーミングパターンとしては「荒地の魔女」とか「ワルプルギスの夜(これは違うか?)」みたいで、私としては児童文学(終わらない物語みたいな。読んだことないけど)のような雰囲気を感じました。個人的には、怪獣というよりは災害、カタストロフみたいな名前で、実はひそかに気に入っております。

あと巨獣って名前はシャドーの居住する場所ってことから来てる?(来てない)

○コイツって怪獣っていうより装置だよね
先ほどの公式サイトにも記述があるように、この闇の巨獣はゼットの内なる闇そのものとキャッスルターミナルが融合して誕生した存在であり、最初から意思があるわけではないようです。ただただ強大な闇を撒き散らすものであり、これも怪獣というよりは災害という印象を私の中で強めています。
この巨獣が破壊されたことは単にシャドーの象徴が失われただけに留まらず、闇そのものであった巨獣がなくなってしまったことでシャドーの闇全体が弱まってしまいゼット含むシャドーが弱体化、トッキュウジャーに勝利をもたらしてしまうことになりました。
コイツは怪獣というよりはステータスアップのユニットだったのですね。

○ハイパーレッシャターミナル、そしてトッキュウレインボーとの関連性
レインボーラインが保有する最大の駅・ハイパーレッシャターミナルも、ターミナル特別合体モードトッキュウレインボーに変形できます。ハイパーレッシャターミナルとキャッスルターミナルは、機能が共通している点があったり、逆に対照的な点があったりします。これはレインボーラインとシャドーラインのデザインや思想の対立を思わせます。
●ハイパーレッシャターミナル
・近代的な設備
・条件がそろえばロボに変形可能
・変形が物理的に可能な構造である
・存在が街の一部である
●キャッスルターミナル
・中世の古城を思わせる外装や内装
・任意で戦闘モードに変形できない
・変形がモーフィング
・町の上に存在し、昴ヶ浜を封じ込めていた
どちらも自由に移動可能であり、私の中ではロマンがあることには変わりありません。

せっかくだから対決してほしかった……パワレンでの対決に期待!


今回も長々とした文章となりました。それではまた!

【関連記事】

烈車戦隊トッキュウジャーの終着駅について考えてみる その1 ~灯篭の線路について~
烈車戦隊トッキュウジャーの終着駅について考えてみる その3 ~乗り換えチェンジ~
烈車戦隊トッキュウジャーの終着駅について考えてみる その4 ~光と闇~
烈車戦隊トッキュウジャーの終着駅について考えてみる その5 ~その他いろいろなネタ~


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ハイパーレッシャテイオーの暴落ひどい
今回の記事は玩具紹介以外のことを書いてみようと思います。

私は先日放送が終了いたしました『烈車戦隊トッキュウジャー』という番組が非常に大好きで、特に脚本家の繊細さを感じさせるストーリー展開や、ダサいけど(個人的には)愛嬌があるロボットに大変ド嵌りしていました。
2015年2月15日の日曜日、終着駅「輝いているもの」を放送して遂にラストを迎えたのですが、どうやら「ちょっと微妙だった」という意見が多いらしく、私も消化試合感が否めないかなとは思っていました。ところが2回目を視聴した時、いろんなシーンに自分の中で納得のいく解釈が生まれ、それを外に放出したくなってしまいました。というわけでブログの記事にして残すことにしました。
この記事を書く前に、終着駅放送後Twitterに思ったことを投稿したので、参考画像の掲載も兼ねてそれを拡大する形で書いてみようと思います。
文章まとまってないので注意。テレビ本編と劇場版「ギャラクシーラインSOS」のネタバレ全開なのでそこも注意。


1回目は、終着駅の視聴者をあっと驚かせた「灯篭の線路」についてです。


○なぜライト母の灯篭が灯っていたのか?
烈車戦隊トッキュウジャーテレビ朝日公式サイト・イントロダクション
トッキュウジャーの冒頭はここに記載されております
「世界は、目に見えるものが全てではない。
夢見る力、想像する力、
すなわちイマジネーションを持つ者だけが見ることが出来る世界がある。
イマジネーション!
それは不可能を可能にし、世界に光を灯す、無限の力。

しかし、光を嫌う闇もまた存在する。
イマジネーションを失った世界は闇に沈む…」

という文章を読み上げたナレーションとともに、子どもがイマジネーションを持っていることをイメージ化した映像、そして子どもたちがクライナーに連れ去られるシーンから始まります。ここで見逃せない描写があります。クライナーに連れ去られた子どもの親はその直前井戸端会議に気を取られ、一瞬子どもから目を離しているのですね。「ママ、変な音が聞こえる!」と言い、危機を知らせようとする我が子を無視してしまいました。これは子どもに対する親の思い……いわばイマジネーションが一瞬消えている状態だと思うのです。これは誰にでもありうることで親が悪いというわけではありません。

一方、ライトの母は、ライトの存在が消えてしまっても、どういうわけか子どもが走るあやふやなビジョンを見てしまうことがありました。(第46駅)
これが強いイマジネーションによるものかどうかは分かりませんが、この直後4人しかいないにもかかわらず5つチョコレートを持ってきてしまうミオの描写が挟まりますので、これはライトがいないまま復活した世界にはまだひずみがあり、ただ皆がその違和感を乗り切るのに時間がかかっているのだと思います。
ここでライトの母親こと鈴樹優美さんは、このひずみを気のせいだと忘れてしまうことはせず、灯篭に星を描いてそのビジョンを昇華させることでこの違和感を解決しようとしました。
彼女は本当にいるのか分からない存在を、何らかの形で存在させようとしたわけです。
これは想像を形にする行為です。
闇の巨獣を破壊するシーンで、レインボーライン総裁はイマジネーションのことを
「夢、希望、想像、祈り、その全てに通じるもの」と定義づけています。
星祭りの灯篭に描くのはまさに「夢、希望、想像、祈り」であり、これはもうイマジネーションの塊といって差し支えありません。
とりわけライト母は幻覚ともつかぬものを星の絵に託して灯篭に残そうとしており、これはあるかないのか分からないものを「ある」と決定づけさせる、イマジネーションの中ではかなり強力なものでしょう。だからこの灯篭は闇に呑まれても光り続け、そしてレールの起点となり得てもおかしくない・……と思うのです。
じゃあなんでライトの母はそこまでイマジネーションを持っているのか……という点についてですが、これはこの子にしてこの親ありというか、意外と大人の持つイマジネーションがかなりのものだったというか、
まあ描写不足とかご都合主義って言われても当然ですよね(爆)
ただ、私はチケット君の「お前たちのイマジネーションもかなりのものだったんですよ!」ってセリフはあんまり参考にしていません。
親や兄弟が家族を信じ、想う気持ち、いわば希望や祈りがこのときだけイマジネーションに強力な補正をかけてたんだ……と思ってます。これもご都合主義な解釈ではあるのですが、少なくとも語る時間がなくてついつい適当になってしまったようなチケット君のセリフよりはよほど信じられると思ってます。

そういえば冒頭のナレーション「イマジネーション!それは不可能を可能にし、世界に光を灯す、無限の力。」とありますが、本当に不可能を可能にし、世界に光を灯してしまったわけですね。これが意図的にやったものであるならば相当恐ろしいというかデキルスタッフさんたちだなあ、と……


○大人も持つイマジネーション
トッキュウジャー夏の劇場版「ギャラクシーラインSOS」で、大きな虹を作り、それを見た大勢の人々のイマジネーションからレールを作るシーンがありました。
この映画で描かれたのは、本当は誰でもイマジネーションを持っており、それは子ども大人も変わらないということです。ただ、現実がそれを許していないだけで……
「大人もイマジネーションを持つ存在」ということは劇場版で提示されましたが、これが最終回の展開にささやかながらも生かされるとは思いもよりませんでした。劇場版と終着駅のテーマ考えすぎでしょうか……ただ、小林靖子さんの脚本は短い時間で魅せる劇場版のほうがはっきりとテーマを形にすることが多く、特には「仮面ライダーオーズ」の夏劇場版では顕著でした。
今回もそうなんだ、と私は思っています。


○1話からの繋がりを全力で感じさせる怒涛の最終回
それにしてもこの最終回、ライトの口を押えるトカッチという構図、大人がイマジネーションを忘れてしまうことへのアンサー、そして散々見られてきた星祭りの灯篭が輝く風景が光の路線になるシーン……1年間放送する特撮は執筆中にラストを決めていくのが普通らしいですが、この最終回は今までと繋がっているように見せかける描写が、なんというか、脳細胞がトップギアだぜ!って感じですね(違う)
唯一気がかりな点が1つあります。始発駅(1話)のこどもライトが木から落ちる映像が、そこまで後の展開につながっていないんですよね。ただのイメージ映像というか、第1話の時点ではなぜライトだけがクライナーにいたのか?ということへの答えがあまり固まっていなかったんでしょうか……女史の「序盤に撒ける種を撒いておいて後から使えるものを拾っていく」という脚本のしわ寄せが出てるんではないかと思います。



今回はここまでにしときます。次回は「闇の巨獣」について書いてみようと思います。
もし何かありましたら、Twitterかこのブログのどちらかにコメントをお寄せくださいませ。


【関連記事】
烈車戦隊トッキュウジャーの終着駅について考えてみる その2 ~闇の巨獣~
烈車戦隊トッキュウジャーの終着駅について考えてみる その3 ~乗り換えチェンジ~
烈車戦隊トッキュウジャーの終着駅について考えてみる その4 ~光と闇~
烈車戦隊トッキュウジャーの終着駅について考えてみる その5 ~その他いろいろなネタ~


○参考映像
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劇場版 仮面ライダーOOO(オーズ) WONDERFUL 将軍と21のコアメダル【DVD】/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
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それではまた!
本日2回目の更新は、魂エフェクトシリーズより『魂EFFECT EXPLOSION Gray Ver.』のレビューです。
Redについて書いた記事はこちらです。魂EFFECTシリーズ EXPLOSION Red Ver.
基本は同じなので、構成も同じで簡単にいきます。

パッケージ



中身
塗装の質感がザラっとしていてかなり鉱物っぽいです。造形そのものはレッドと同じだと思います。
裏がスカスカなのも、右から2、1、3の刻印があって区別しやすいのも同じです。
Redは半透明でしたが、こちらは完全に光を通しません。




別売りの魂STAGE ACT.4を使って組み合わせられます。箱裏の説明とは違ったステージの使い方をさせています。
他のブログでのレビューを拝見してみたら「合体に魂STAGEが必要なら一つ付属させてほしかった」という意見が多かったです。
今更なんですが、買うまで合体にステージがいるとは分かりませんでした……てっきり凄い技術で組み合わさっているのかと




レッドがナパームでの爆発なら、こちらはセメントでドーン!とやったような爆発です。
セメントの爆発は見栄えがいい割に安全度が高いらしい……ですね。

このエフェクトの下面には魂STAGEに対応した5mmの穴が1つと3mm穴2つがが開いており、



魂ステージのアームがあればこんな風に組んだり、

また別売りの『魂EFFECT ACT IMPACT』と組み合わせることもできます。


なんか撃つの失敗したように見える 後ろにビームエフェクトを置いたらまだマシかな?

以下アクション



バイクとの相性がいい!


仮面ライダーV3!
同じ日にS.H.Figuartsのハリケーンが発売されたので、再現した人も多いと思います。


名乗り風


ゴテゴテやとげのおかげで引っかけやすいです。展示ではウヴァさんが爆発してたような


名乗り風の演出にも使えるかな?展示では色付きのものもありましたね

以上、『魂EFFECTシリーズ EXPLOSION Grey Ver.』の紹介でした。

サイズはやや小さめですが、12~15センチほどのフィギュア写真には適したサイズだと思います。こっちは名乗りに使えそうな色なので余計に小さめなのが気になるとは思いますが……
レッドと同じように裏から見てはいけない仕様ですが、軽くなって扱いやすいというメリットもあると思います。
爆発という単純かつ昔から今でも使われる表現が、エフェクトで再現しやすくなり、フィギュアの写真撮影にが楽しくなるアイテムだと思います。

ではまた!

魂EFFECT EXPLOSION Gray Ver./バンダイ
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この記事を書いている時点ではグレーのほうが高いです……のちのちどちらも値段が吊り上がりそうですが……