2回目の抗がん剤投与が延期になりました。

原因は白血球の低下。。。


好中球が600程度とちょっと低めです。

最初の投与ですので、グランは使わずに回復パターンを見ながら次を入れるといった感じみたいです。

それ以外の問題は無いので、のんびり待ってます。


昨日のクローズアップ現代で「外国人患者を獲得せよ~医療ツーリズムの光と影」という番組がありました。

その中で、日本の医療機関として国際認証を受けている病院は唯一入院させて頂いているK病院ただ1病院だけだそうです。

(グローバルスタンダードの病院が肉腫治療に理解をしめして頂いていると言う事は本当に感謝です。。。)


そして海外から年間700人の外国人患者を受け入れているそうです。


しかしながら番組で医療ツーリズムの現状として、タイは年間200万人、シンガポールは57万人、さらにインドや韓国も追随する動きとの事と言ってました。

これは自国の患者ではなく他国から患者を呼んでいるわけですから、よい治療が出来なければ患者も別の国で治療をうける必要性は生まれません。


医療を商売にと言う事について医療関係者が倫理的意見を述べていましたが、患者としてはそんな事よりも、より良い治療を受けて健康を取り戻したい。 この一言に尽きると思います。


おぼろげに日本の医療は世界の最先端にあり、全ての人が最高水準の治療を受けていると思っていました。

しかし、番組では日本の医療機器は世界最高水準にあるが、それを使う医療現場の体制、医師のレベルなどは・・・と言ったコメントもありました。


現状で世界基準の医療機関は、必然的により高度な医療が追求されるため、医師のスキルも高い水準を求められ国際的に優秀とされる医師が集まっています。

ゆえに最も良い治療を受けられるの民間経営のそちらの病院となっているようです。


希少疾患である肉腫がその中に当てはまるかは分かりませんが、今は国内での患者数を考える時代では無いとすれば、肉腫専門外科、標的遺伝子療法薬などを主軸としたグローバルなサルコーマセンターを考えた方が採算にあう時代が来るかもしれませんね。


何にしても医療の発展を願うばかりです。