ものの伝わり方。


結構勘違いしている人が多い。
『伝えたかではなく、相手がどう捉えたか』
それが伝わるってことなんです。


だから、『そういう”つもり”はないのに』というすれ違い。
非常に多発します。


相手の気持ちが落ちていると、ちょっと強い語調なだけでも
『否定されている』や『ディスられている』と感じがち。
でも言った側は、『何故? 普通に言ったのに…』って
思うんです。そう。この誤差が色々な軋轢の元。


あとは、『双方が理解しようと努力する』かどうかでしょうか。
思い込みで話すタイプ。悲劇のヒロインになりきるタイプ。
これが出来ません。このタイプには、いくら手を変えても
何も伝わらない。お互いにストレスですよね。


新人教育も同じなんです。『教えたのに何故できない』
って言う人。伝え方が下手か、相手を理解しようとしない
場合が多いです。たまに、本当に無能なのもいますけど。


で、僕は新人教育を任せる時に言ったことがある台詞。
『(相手に)もう1回指示内容を言わせてみるのもありだよ』って。
言ったのに出来るか出来ないかは、その確認作業をしたか、
確認をしていないかもあるんです。


だから、『あいつはダメ』ということ言われても『どうやって
説明した?』というのと、失敗した方が『どうやって聞いたか』
を比べて、指導に入ったりしました。


ただ、勝手にディスり始める輩も多いですね。擬音だらけで
説明する天才肌の人も面倒です。自分では伝えている”つもり”
だけど、分からないって奴です。


例えば、『ビューんって来たボールをキュッてして(腕をたたんで)
コーンって当てれば良い』とか。野球で内角に来た球の打ち方って、
この説明で通じます? そういうお話。


”つもり”が積もっても、実は結びません。むしろ、枯れます。


あとは、自分の失敗を美化したり、自分のやり方が正しいと
思い込んでいるタイプ。面倒ですね。別の人に確認すると、
間違ってる場合が多々あるわけで、知らぬは説明している本人のみ。
そういうのが上司とか先輩にいると、下は困るんですよ。
その人のやり方じゃないと怒られるし、そのやり方だと
別の人に怒られるというね。


『どないせぇっちゅうねん!』と思う場合は、会社なら
取締役クラスか部長レベルに相談でしょうね。


ついでに、その相手の口調にもよります。普通に喋っていても、
声が大きいと怖い、東北や関東の人には関西弁や広島弁は
怖く感じるとか。関西人に東京弁は気取ってて鬱陶しいとか
いう人もいます。


難しいですね。大事なのは、


『自分の感覚で伝えた”つもり”になるのではなく、
どう伝わったかを相手に確認すること』


ではないでしょうか。仕事においては特に。
場合にもよりますが、


『なるべく相手の話を理解しよう』


とする姿勢も必要でしょうか。もちろん、キャッチセールスとか、
詐欺師、マルチ商法の話等は聞かなくて良いです。
聞くに値しないので。


まぁ。お互いがある程度理解しようとするか、分かる話だから
伝わるのであって、そうでないなら、お互いに思い込みの域を
出ないって考えるのも良いかもしれません。通じない場合は、
落ち着いて原因を探るのが大人かもしれません。


そこで譲歩するか、指摘するか。場合にもよりますけどね。
感情論は論外ですけど…。