頑張っているのに伸びない子。

いますよね。僕も何人も見てきました。
多くは、やり方が間違っているからか、効率が悪いから
ではないかと思います。

特徴としては、意味の枝葉を先に捉えようとする傾向に
あるってところですね。

例えば、ある女の子に血液検査の項目の『ASTって何?』
って聞いたんです。その子。すぐに辞書を持ってきて
調べてこう言ったんです。

『アスパラギン酸アミノトランスフェラーセの略で、
肝臓・心臓・骨格筋・赤血球などに多く存在しており、
特に肝臓に多く含まれているもの』って回答してくれた。

で、『何のことか分かる?』って訊いたら『分かんない』
って(笑)

細かいとこ行っちゃうんですね。

『ざっくり肝臓に関する数値のことかな?』
って言ったら『そうですね。分かり易い♪』って、
おいおい(笑)

そこで、『すぐ調べるのはすごく良いこと。でも
さっきみたいなのだと勿体ないから、まず大きく捉えて、
少しずつ掘り下げてみよう』って教えてあげました。
詳細が分かっても、根幹が何かが分からないと
知識は引っ張り出せないんです。

逆にやっちゃう子。結構多いんです。真面目な子ほど
丁寧に調べるけど、この子みたいに逆からやる子が
多いこと多いこと。これでは効率が悪い。最初は
雑なくらいで丁度良いんです。

ということを踏まえて、正しく誘導するのが良い教師。
さて、及第点に達してる人はどれくらいいるのかな?

出来ている部分をまず褒める。その後、アドバイス。
本当は逆にやる方が心理学的には気分が良いみたい
ですが、順番間違ってやっちゃうこと結構あります。

出来たことを褒めないよりはマシですかね。

『宿題をやりなさい』って言うのに、やってきても
褒めない人多いですからね。

当たり前は当たり前じゃないと当たり前に知っている人。
残念ながら少ないですね。