音譜長文&画像が多いのでお気をつけ下さい音譜


遅くなりましたが、昨日のレポ。


昨日、福島県いわき市へ行ってきました。

被災地ボランティアをするためです。


常磐道を走行中、いわき市在住の雨男さん のメールをいただいた直後に雷雨がなり、視界が見えないほど運転が怖かったです。

彼には直前までいわき入りすることはつたえてなかったので、罰が当たったのかもダウン


いわき市に着くと、すっかり晴れていました。



こちら、いわき市の災害ボランティアセンター。


ボランティアの受付は、建物の横にあるプレハブで行います。





初めての方はボランティア保険に強制加入となります。
(費用はいわき市が負担してくれます)

そんでもって、申込書に記入します。

ある記入欄を例に挙げますが、ここで看護師や介護福祉士などの資格がある方は、レ点を付けられます。

なめの場合、介護福祉士とヘルパー2級の保持者です。


プレハブで受付をした後、福祉センターの5階でボランティア作業のマッチングをします。

初めて参加される方は、オリエンテーション(30分かかる)に参加していただきます。


福祉センターの中には、全国からのたくさんのメッセージがかかれていました。

ボランティア作業のマッチングが終わり、チームを組んで打ち合わせをします。
なめは車を出すことになり、一輪車などをいった荷物をパッソにつみました。








出かける前に、水分、塩、軍手、粉塵マスク、消毒液などを持っていきます。

水は目安として1日の作業で2本ほど持っていきます。
粉塵マスクは必ず必要ですよー。

外で一輪車やスコップ、ゴム手袋など必要物資を積んで、現地へ向かいました。


車を出す人は、このカードを出しておくんだよ。


今回作業をしたところは、いわき市久ノ浜地区・・・
原発より27キロ離れたところです。
(写真は撮っていません、ごめんなさい)

このボランティアを引き受ける際、放射能のことについて了承していただけるかたが条件でした。

お仕事内容は、たんぼにある瓦礫やごみの片付けです。
ほぼ毎日、継続してボランティアさんが参加していますが、なかなか片付きません。

メンバーは男女合わせて5名、全員関東からのボランティアさん。
みなさんお仕事を休まれて参加されているそうです。


たんぼにはたくさんのごみや壁がたくさんありました。
みんなで手分けして、片付けていきましたよ。

場所が場所ですから、びっくりしたのもあったよ・・・

震災にあわれたお店から、黒猫の親子がえさを求めてきたり・・・黒猫2
(ねこのえさ袋を破って、えさを食べていたようです)

近所のわんこ犬(ニコニコ)がボランティア全員に寄ってきたり・・・犬
(そのわんこは、帰りもあいさつしてきました)

ヒキガエルゲ
アマガエルゲ
そして、トノサマガエルゲ
とどめに、ウシガエルゲ

たーくさんのカエルさんが、出迎えてくれたんですよーケロケロ

大量のカエルの歓迎会はもう、二度と味わいたくありませんしょぼん


午後になって、地元のボランティアさんの応援があり、片付けもスムーズに進みました。

けど、今日も作業は終了せず、明日以降も継続でボランティアさんが入ることになりました。



近所のかたがジュースを差し入れしてくださいました。

その方は震災のこと、家の震災査定のこと、近所のかたがたくさん亡くなった事などを話してくださいました。


近所の方より「どこからきたの?」と聞かれたので、正直に「宮城県」と答えるととてもびっくりされていました。

だって、福島県より宮城県のほうが被害がひどいからね。


この質問はスタッフの方、ボランティアのかたからも聞かれてきましたが、ワタクシは正直に答えました。

「宮城県で被災して、仙台にいる叔母たちが津波で亡くなりました。」ってね。


宮城県の被害はひどいのに「なぜいわき市にボランティアにきたの?」とも聞かれました。


骨髄バンクランナーの物語  =がんばっぺ東北みやぎ=-未設定


理由は、ひとことで言えば・・・


いわきサンシャインマラソンを走りたいからです。


実際、ボランティア受付をした際に着ていたシャツは、いわきサンシャインマラソンのTシャツでした。

地元のボランティアさん、スタッフの方には「マラソンのTシャツだ~」と喜ばれていました。


サンシャインTシャツ、効果てきめん!!


まぁ、ちゃんとした理由については、最後にかきますね。





ボランティアが終了し、どこから来たかというシールを貼りました。
ワタクシも宮城県にシールを貼りました。

はい、宮城県から来ている人間は少ない模様です。



ボランティアから帰ってきたら、必ずうがい、手洗い、消毒をしてください。
うがい薬が常備されています。



ボランティア、お疲れ様でした、自分。




最後に、ワタクシがなぜ「いわき市」を選んだか、理由を書きたいと思います。


いわき市はいわきランナーのいつかさんいがちゃんりせさん が在住しており、2月に開催されたいわきサンシャインマラソンでいつかさん、いがちゃん、そしてhill兄さんと 初めて出会っています。

(りせさんは2回目)

そして、骨髄バンクで知り合ったご夫婦が住んでいます。

自分がはじめて、単独で車を運転して、遠出した場所はいわき市でした。

ダンナさんとのはじめての遠出したデートは、いわき市のアクアマリンふくしまでした。

ワタクシにとって、いわき市は出会いの場でもあり、思い出がいっぱいあるところなんです。

自宅から120キロほど離れたいわき市に行く機会が減っていく中、「いわきサンシャインマラソン」が開催されたのをきっかけに、いわき市との縁が深まりました。

第1回目は5キロで出走、第2回はダンナさんと10キロ対決・・・

どんどん「いわきサンシャインマラソン」に対する思い出が深まっていきます。

そしていわきのランナーと、第3回はみんなでフルマラソンを走ろう!って約束していました。

しかし、今回の震災をきっかけに、いわきサンシャインマラソンは開催されるかわかりません。

8月頃に開催の有無が決定されるそうです。

いわきのフルを走りたい、そして何か力になりたい。

ワタクシは少しでもいわき市に貢献したいと思い、いわき市のサポーターになりました。

いわき市はご存知のとおり、原発の風評被害が大きいところです。

ボランティアに行くと決めたときも、原発の問題なんて頭になく、自分のまわりが落ち着いたら行くと決めました。

ダンナさんはボランティアをする際、原発問題が心配だったと思います。

けれど、ダンナさんはこういいました。

「いわき市のサポーターになったんでしょ、みんなに会いにボランティアしておいでよ」ってね。

理解あるダンナさんでよかったと思っています。

今回、みんなに迷惑をかけたくない、気を遣ってほしくないという理由で、行き先を当日まで伏せていました。

平日だし、みなさんお仕事していますからね。

けれど、りせさんが時間を作ってくれて、活動後にお寿司を食べに行きました。

とーってもんまかったよ。

活動後の湯本温泉、いわきのお寿司はとっても最高でした!

今回活動して、次回もいわき市までボランティアしに行くことにしました。



次回は14日頃に参加する予定です。

どなたか、一緒に参加しませんか???


みなさんの手を貸してください。



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