3月の初め、前回の検査結果を聞きに病院へ。

その日初めてお会いする腫瘍専門医の先生でした。

 

物腰の柔らかい先生で、ちょっと安心。

やっぱりお医者様って緊張しちゃいますよね。

怖い先生じゃないといいなぁとかドキドキしますタラー

 

Dr=「まずレントゲンから見て説明しますね。

この黒い部分は腫瘍ですね、そしてこの泡のような感じですね

泡沫像なんですがこれが骨巨細胞種の特徴的な部分です。」

 

 

私=(骨なんだって・・?骨きょ・・?ん?)

 

また私はアホ面してたのでしょうか・・知らんぷり

優しい先生は紙に書いて説明してくれました。

 

Dr=「骨巨細胞種・こつきょさいぼうしゅと読みます。

勿論いまの段階で100%断定は出来ませんが、ほぼ間違いない・・かなと思います。

この後にどんな治療をしていくか、大まかに説明しますね。

今この腫瘍の部分は卵の殻1枚の薄いペラペラの状態で何とか繋ぎ止めている

状態に見えますね。ここで骨折してしまうと今後考えられる手術がとても大変です。

ああ、でもこれちょっと骨折してるかな・・うーん。。」

 

私=(え、折れてんの・・ありゃぁ)と思いつつもフムフムと聞き入る。

先生の説明は続きます

 

Dr=「まずは針生検で腫瘍組織を取り出してその細胞が骨巨細胞種なのか確認します。

その後にこの脆い部分を補強していきます。

ランマークという注射がありまして、それを週1ずつ打っていきます

そうすると少しずつ骨が補強されていきます。手術が出来る状態になるまで

左足には極力体重をかけない生活になります。

この疾患には病巣掻爬などをして悪い部分を掻き出してセメントなどで

補強したりする方法もありますが、今回の場合腫瘍が大きいのもありますし

腫瘍部分を全て取り除いて、その部分を人工関節にする方法が適しているかなと

今の段階では思います」

 

 

 

 

その2へ続きます~