90年代ポップの感情地図 触れたくて、触れられないまま | sound notes

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今日はどんな音が聴きたい?
気分に合わせて洋楽を自由に選んでいます。
心地よい時間のおともに。

Pop Mirage Afternoon 

 

 

90年代――恋はもっと曖昧で言葉よりも距離で語っていた。
今日の3曲には「好き」と言いきれない、けれど胸にあふれる想いがある。
触れたくて、触れられない。近いようで遠い。
そんな繊細な心の揺れを、やわらかなシンセと優しいビートがすくい上げてくれる。
どこまでも甘くどこか寂しい――音ににじんだ、当時の“本気の感情”をたどる午後へ。 

 

 

 

Donna Lewis –  I Love You Always Forever  

静かな声で語られる、永遠を願うひたむきな愛が心にそっと染み込む夢見るような一曲

 

 

 

Ace of Base – The Sign
明るいメロディの裏に、“気づいてしまった真実”と別れの決意を秘めたスウェディッシュポップ

 

 

 

Savage Garden – I Want You
恋に落ちた瞬間のスピードと混乱を、言葉の洪水で描き出すハイテンション・ラブポップ