アマゾンで源氏物語関連本を漁っていたら時、たどり着きました。
(アマゾンのオススメリストは私の司書サマラブラブ)
 

清少納言は国語の時間で触れたことしかなく、よく知らない


しかし、アラフォー女性の生き方を考えさせられる良書でした
ワクワクしながらページをめくる


ミア・カンキマキさんの魅了される気持ちに"わかる、わかる"となる
ミアさんにとってその対象がたまたま時代も国も異なる一冊だっただけ


日本語もわからず、1年の休みを取るミアさんの行動力すごい
日本語がわからないというのに、日本人よりも遥かに平安時代の事に詳しい
(清少納言の英語本が少ないため、豊富に情報がある紫式部の事も詳しい)

原文が残っていると思い込んで日本に来たのに、残っていなかったというショック、わかるなあと
(当たり前のことなのに、夢中になりすぎて、初歩が抜けていた時のショック)

そして、引用される清少納言の言葉達は鋭い感性に溢れている
夜のほうがいいもの→見た目はそれほどでもないが、性格のいい人
(笑)

結びもとても良い

この本がフィンランドでも人気だったというのは日本人として、とても嬉しいニコニコ