以前にインフレ目標の設定に関する考え方を記事にした。

大雑把には


バブル崩壊後、幾つかの景気回復局面はあったものの

実感できない状況が続いており

以下の負の循環が形成されてきた。



①バブルの崩壊
      ↓
②不況期の到来
      ↓
③企業の経営環境の悪化
      ↓
④企業努力としてのリストラ
   残業規制
   一時帰休
   最悪雇用の喪失
   (空洞化等)
      ↓
⑤労働者の収入の減少
 (生活者としての消費意欲の減退)
      ↓
⑥というか③企業の経営環境の更なる悪化
ここで循環



この負のスパイラルを解消するために、

現在どこまで来ているかというと


円安の進行で、企業収益が改善されてきているのに伴って

労働者の所得を上昇させようという動きが活発になっており、


③が改善されつつあること

⑤を何とかしようということで春闘が推移している状況と言える。


春闘の印象として、労働者の所得を上昇させる方向に動いていることは間違いないと思います。

現実的な線として賞与で付加価値を分配するという考え方が多いようにみえるので、そのことについて書きます。


今回の春闘の動きで、賞与に関して満額回答との記事が目立つため、

⑤の動きは夏の賞与という形で担保されたことになるため、


これを正常に消費に回らせるためには

売る側もそれなりのセールス話法を用いる必要がある。

政策的に所得の上昇を促した結果として

賞与が満額回答になっている企業が多いのと、

満額回答ではなくとも賞与に所得の上昇分を載せてくる経営者は多いと思われる。


ボーナス一括払いのセールス話法を強化することと、

賞与というのは貯蓄に回る可能性も極めて高いわけだから

今から、きちんと消費に結びつくように各業態が考えていく必要を感じる。