いつものように、完成品から。
写真 谷櫻酒造 生酛造り 櫻守
山梨へ旅行した際に、山梨県地場産業センター「かいてらす」にて見つけたカップ酒。
チビりとひとくちいただく。ずーん、と喉元を通り、重心低めの重たい味わいだが、最後はスッキリ胃に流れ落ちる。
なるほど、パッケージには冷やでもお燗でも受け付ける懐の大きな酒のようだ。
今回は熱湯にさらす時間を15分と長めにとったので、つるんと気持ち良くラベルを剥がすことができた。
今回は以下の写真のように鉛直方向のラインを意識したぐい呑みを製作する。
写真 切断状況
写真 切断完了
前回までは薄く刃を全体に入れて、少しずつ肉厚を満遍なく削ぎ落とす方法で切断したが、今回は部分ごとに貫通しながら切断してみた。
結論としては、薄く刃を少しずついれた方が切り口が綺麗になる。
ある程度(2/3くらい)貫通した時に振動によって脆性的に残り部分が割れて、不揃いで鋭利な切り口生まれる。
これを以下のように、ダイヤモンドホイールの側面を使って平滑にする作業が必要である。
写真 切断部の研磨状況
少しずつ切込みを入れて切子の模様を切削する。
カップ底に向かって、柔らかな曲線形状によって、ダイヤモンドホイールの刃が横滑りする。
これを防止するために、刃に対してカップを押しつける力を弱めることが肝要であるが、うまくいくときと、いかないときがあり、なかなか安定しない。
写真 切削状況
切込みが完了したら、側面と飲み口部分を丁寧にペーパー掛けし、フロスト加工を施す。
今回の工程時間の目安としては、以下の通りである。
墨出し 5分
カット 30分
切込み 60分
ペーパー掛け 30分
次回の製作をお楽しみに!










