進むべき方向と、見ている方向が違うため
意思と行動がちぐはぐになっているときに出るカードです。

この人物は、背後にある集合テントに住む人々がケンカをしないように
彼らの生活を守るために
剣を引き抜いて逃げようとしている、という説があります。
まー、そんなことしたところで
集団というのはいつだってモメてるわけなので
まったくの無意味とまでは言わないまでも
頑張る方向まちがえてないかい?となりますな。
本来の目的と行動がズレているとき
そのやり方以外の方法もあるのでは?
と言うときにも出るカード。
してあげたい気持ちと
実際に取ってしまう行動はいつもズレている。
悪意のない一言で取り返しがつかなくなったり
素直に伝えられたらいいのに、それもできなくて
頑張っていることは、いつだって空回り。
なんとなくこの人物のちぐはぐな迷走感は共感できて
タロットが作られた大昔からきっと
人は誰かを愛するとこうなってしまうんだろうと思いマス。
見た目は少し暗く怖いイメージのカードですが
こんな風に説明されると
まるで自分の姿のように見えてくるからタロットは不思議。