
最近、ゴエのプログを知った方は解らないと思いますが
ゴエがインコを今のように愛するようになるきっかけとなった
今は亡きインコ‘みどりこ’(男の子)です。
みどりこがお星様になって 6月7日で2年経ちました。
もう、一緒に過ごした思い出の地は引っ越してしまいましたが
今になっても みどりこの事は突然のことだったので
忘れることは できないです。
大切な家族、それ以上にゴエのことを一番見ていて
人間であるゴエを一番に好きでいてくれて
ゴエも好きだったインコ。
写真で見ても解るように ごく普通の並のセキセイで
男の子なのに人間の言葉もしゃべることもなく
特別、芸ができることはないけど
すごく魅かれるものがあって 一番好きでした。
突然 調子が悪くなったのも
いつも とても元気な まだ若い5歳のインコだったので
予想もできない事に あまりにもショックで信じられませんでした。
いつもゴエの後を家中どこへでも追いかけてきて一番そばにいて
とってもうるさいし、偉そうだし、人間のように話しかけていたから
みどりこが 小さな小鳥には見えてないぐらいの存在でした。
それぐらい大きな存在で みどりこが小さなインコだと気付いたのは
みどりこが亡くなる寸前に 今まで撫でることもできなかったのが
すんなりゴエの手の中にスッポリと入った時。
こんなにも小さい体だったのね。
なのに こんなにも大きな存在。

弟分のキヨちゃんが我が家に来てからも
お兄ちゃんとして キヨちゃんに色々教えてくれたみどりこ。

ゴエの膝の上で一緒にまったりしたり

男らしく力強いみどりこは同じ鳥からもモテモテだったのに
インコと恋に落ちることなく人間であるゴエに恋をした為、
インコ同士の恋愛は未知だったのかも。

みどりこと一緒にお迎えした 長い闘病生活ののちにゆきちゃんも
2ヶ月後には追うようになってしまいました。
ポッカリと穴が空いてしまったのを
更に大きくなってしまった心の穴。
ゴエも寂しかったし 一緒に寂しい思いをしたのは残されたキヨちゃんでした。
みどりこがいなくなった時も
ゆきちゃんがいなくなった時も
必死に鳴きながら探しているキヨちゃんの数日間。
止まり木の端で目をショボショボして泣いている姿。
ゴエに隠れて 鳥ジムの影でしんみりとしているキヨちゃんの背中。

一緒に悲しみを乗り越えてくれるキヨちゃんがいなかったら
きっとペットロスで二度とインコを飼ってないと思います。
‘家族を失った寂しい気持ちは自分だけではないのだ’と
キヨちゃんの姿を見て思うのです。
血は繋がってないけれど みどりこからキヨちゃんにしっかりと
引き継がれているのもあります。
今はみどりこの分、ゆきちゃんの分 一緒に悲しみを乗り越え
キヨちゃんは立派に元気に これからもずっとゴエと一緒です。
みどりこがいなくなって 益々人間染みたキヨちゃんは
きっと意味を理解して言われると嫌がると言葉あります。
でも いつもゴエは自分に言い聞かせる為に言うのです。
「キヨちゃんは小さいねぇ~」って。
キヨちゃんは小さくても私達と同じように大きく見せたい気持ちがあるので
チビ扱いされるのを嫌がるのです。
でも その言葉の裏には 人と同じぐらい存在感は大きくても
私達より 小さい体には 一番そばにいて一緒にいても
いつ 何があるのかわからない 気付きにくい
という危機感を持ってしまうのです。
だから 一緒に過ごせる時間を大切にする為にプログ更新も
みどりこがいてた時よりは 減ってしまいました。
以前に使っていたブログサービスも終わり
みどりこもいなくなり
もう、プログもこのまま一緒に終わらせようと正直思ったこともありました。
しかし、みどりこがいなくなって
その時、まだリアルに鳥友達も少ないブログの中だけのゴエに
たくさんの励ましの言葉をいただいて
心配して下さったのは
顔の見えないプログを読んでいてくれてた方達。
この悲しみも一緒に越えられたのは
見えない人達の優しさが伝わり心の支えになったのです。
そのことも 忘れず
ゆっくりと今のように更新していきますが
これからも変わらず 宜しくお願いします^^
