毎朝 旦那は7時前にアパートを出て家に電車で向かう。
私はもう少し寝て、ユニットバスで洗濯をしてから車で家に向かう。
洗濯してもなかなか匂いは取れないので洗剤とハイターを物凄く使う。あっという間にストックも使い果たしてしまったので途中で買っていかなければ。
途中で寄ったドラッグストアで買い物ついでにダンボールをもらえるか聞いてみる。
いいと 言われたものの結構持ち出した私をジッと見送る店員さん。
家にたくさんのダンボールも紙袋もあったのに、ススと水濡れで使い物にならない。
紙袋はクロゼットに入っていたのに中の方まで真っ黒だ。改めて煙って凄い。
使えなくもないが、汚れと匂いをアパートに持ち込みたくない。
使わないが保管してあったブランドの袋も今やただのゴミだ。
9時過ぎに家に着くと旦那の会社の人がお手伝いに来てくれていた。
重い家具などを運び出してくれている。
私も結構力持ちなのだが、ヘルニアの手術後なので 戦力外。
男手は本当に助かる。
作業をしていると、どこから聞きつけるのか 解体屋さんや不用品の回収やさんがちょこちょことやってくる。名刺やチラシが溜まっていく。
宅急便やさんが配達に来て恐る恐る中をのぞいて声をかける。チャイムももう鳴らないので気を付けていないと不在にされてしまいそうだ。
「大変でしたね。大丈夫でしたか?」と声をかけてくれる。うちに配達に来る宅急便やさんは前から皆優しくて丁寧だ。いつもありがとう。
今日はお隣さんにお願いして電気を借りることに。
家の家電はどこまで使えるのか確認したい。
延長したコードに一つ一つ通電していく。冷蔵庫、冷凍庫は取りあえずついた。テレビは二台とも無反応。パソコンは真っ黒になっていたが、モニター共に無事起動。
洗濯機も一応ついた。一通り確認してからお礼を言ってコードを返す。
必要な時はいつでも声をかけて。とありがたいお言葉をいただいた。
本当に助かります。
大物は運び出せたものの、残りはほとんど私の物ばかりで旦那のやることが無くなってきた。こんなに物があると改めて絶望的な気持ちになる。
完全に燃えてしまえば諦めもつくのだろうが、汚れて水浸しでも それが何か分かる物はどうしようといちいち悩んでしまう。元々捨てれない人なのでタチが悪い。
それでもやらなければならない。
こんな機会にこそ思い切って捨てればいいのに。。これでも結構捨てたほうだけど、保留の袋もパンパンだ。別日にもう1度保留袋は精査しよう。
優柔不断な自身に落ち込みながらも、手だけは止まらないように動かし続けた。
まだ1部屋も片付けが終わっていない。。。。