備忘録③。ガン告知からの日々 | あなたの中のカムイと対話する、Aynu Messenger Naomi の言の葉通信

あなたの中のカムイと対話する、Aynu Messenger Naomi の言の葉通信

~あなたの中のカムイと対話する~
アイヌ民族の精神性
「人間も自然の一部」「すべてにカムイ(神)が宿っている」
自身のルーツを受け入れ、精神性を受け継ぐAynu Messenger Naomiの宇宙日記。

8月16日㈭入院。

 

明日は手術。

 

胃の2/3を摘出する。

ガンの進行具合では全摘になる。

 

ついにこの日がきてしまった…。

 

 

淡々と手術するための準備が始まる。

この日の夜のことは覚えていない。

どんな想いでいたのか、眠りについたのか。

 

手術は昼から。

 

前日の下剤も辛かったけど、

鼻に管を入れたのがつらかったな…。

 

手術着に着替えて看護師さんを待つ。

 

 

迎えに来た看護師さん。

ベットに座っていると「歩いていきますよ」

 

車イスじゃないんだ…

ドラマの見すぎでしたね(笑)

 

 

手術室の前では子どもたち、母、姉、姪がいた。

 

子どもたちの顔を見たら涙があふれた。

 

いってくるね…

 

心配そうな家族の顔を背中に手術室へ入った。

 

 

手術台に上がると手術着を脱いで裸に、

え?裸??

と思っているうちに青いシートみたいで身体を覆い麻酔。

 

「数を数えてくださいね」

 

1、2,3‥

 

 

もうろうとしている意識の中で声が聞こえる。

 

「終わりましたよ」

 

 

部屋に移動してから、

まず子どもたちの名前を一人一人読んで手を握った。

 

お母さん、生きてるよ…心の中でつぶやいて。

 

 

そして、母、姉、姪、友人と手を握った。

 

あとから職場の上司も来てくれてと聞いた。

 

ありがとうございます…

 

 

後から聞いた話では

ふだん感情を表に出さない長女がわたしの手を握った時は

「お母さん!!」と握り返していたと。

 

長女は「お母さんの力がすごくてびっくりした、人ってああいう状態の時の

無意識の力ってすごいんだなと思った」と言ってました(笑)

 

小5の息子くんは手術室に入るときは歩いていた母が

出てきたときは寝た状態で酸素をしていたことに驚いて

「お母さん、死んじゃうの??」って泣きじゃくっていたそうです。

 

恐い想いさせてしまいました。

 

何をしゃべっていたのかは覚えておらず、

顔も見えてなくて、

 

「帰るからゆっくり眠りなさい」

 

その言葉にうなづき眠りに入りました。

 

 

次に目が覚めたのは夜中。

 

経過をみて看護師さんが鼻の管を抜いてくれました。

かなりスッキリしました。

 

痛みもあまりなく、思ったより大丈夫そう…と安心して

また眠りました。

 

手術後のほんとの戦いは次に目が覚めた時から

始まりました。

 

 

手術前の精一杯の強がりピース。