8月16日㈭入院。
明日は手術。
胃の2/3を摘出する。
ガンの進行具合では全摘になる。
ついにこの日がきてしまった…。
淡々と手術するための準備が始まる。
この日の夜のことは覚えていない。
どんな想いでいたのか、眠りについたのか。
手術は昼から。
前日の下剤も辛かったけど、
鼻に管を入れたのがつらかったな…。
手術着に着替えて看護師さんを待つ。
迎えに来た看護師さん。
ベットに座っていると「歩いていきますよ」
車イスじゃないんだ…
ドラマの見すぎでしたね(笑)
手術室の前では子どもたち、母、姉、姪がいた。
子どもたちの顔を見たら涙があふれた。
いってくるね…
心配そうな家族の顔を背中に手術室へ入った。
手術台に上がると手術着を脱いで裸に、
え?裸??
と思っているうちに青いシートみたいで身体を覆い麻酔。
「数を数えてくださいね」
1、2,3‥
もうろうとしている意識の中で声が聞こえる。
「終わりましたよ」
部屋に移動してから、
まず子どもたちの名前を一人一人読んで手を握った。
お母さん、生きてるよ…心の中でつぶやいて。
そして、母、姉、姪、友人と手を握った。
あとから職場の上司も来てくれてと聞いた。
ありがとうございます…
後から聞いた話では
ふだん感情を表に出さない長女がわたしの手を握った時は
「お母さん!!」と握り返していたと。
長女は「お母さんの力がすごくてびっくりした、人ってああいう状態の時の
無意識の力ってすごいんだなと思った」と言ってました(笑)
小5の息子くんは手術室に入るときは歩いていた母が
出てきたときは寝た状態で酸素をしていたことに驚いて
「お母さん、死んじゃうの??」って泣きじゃくっていたそうです。
恐い想いさせてしまいました。
何をしゃべっていたのかは覚えておらず、
顔も見えてなくて、
「帰るからゆっくり眠りなさい」
その言葉にうなづき眠りに入りました。
次に目が覚めたのは夜中。
経過をみて看護師さんが鼻の管を抜いてくれました。
かなりスッキリしました。
痛みもあまりなく、思ったより大丈夫そう…と安心して
また眠りました。
手術後のほんとの戦いは次に目が覚めた時から
始まりました。
手術前の精一杯の強がりピース。
