僕の絵の趣味はごくごく一般的で、
学生時代にまず印象派から入り、
ルネッサンス絵画、フランドル絵画、
ビザンチン美術・・・と
一通り洋画に馴染んでから大和絵に転じ、
琳派、土佐派、狩野派の絵を見るようになりました。
抽象絵画は苦手なほうだったのですが、
岡本太郎さんだけは別です。
そうなったのは著書「自分の中に毒を持て」を読み、
「人生の岐路においては、常に危険なほうを選ぶ」
という生き方に魅せられ、
彼の絵が彼の生き方の表現になっている、
と感じたからです。
まだ東京出張が続いているのですが、
かなり落ち着きましたので、
平日に休みを取り、川崎の美術館に行って来ました。
美術館の建物の奥にこんなオブジェが。
いかにも前衛的な絵。
「重工業」:パワーに溢れています。
大きな絵でした。
呪術的なおどろおどろしさもあり。
かなり気楽に生きている人種で、
それほど物事に悩む性質ではないのですが、
太郎さんの絵の前に立つと、
訳のわからないパワーが伝染して来て、
「小さな自分など踏みつけてしまえ。
脱皮して大きくなろうじゃないか!」
という気持ちになります。



