皆さん、こんにちは(^-^)/
わ~急に激しい雨が降ってきましたよっ(@_@)
でも、たまに降る強い雨も残暑厳しい東京にはうれしいですね!!!
さて、今回は、イタリア料理に欠かせない「ハーブ」についてお話します!
「古代ローマの調理ノート」 (原典アピキウス、訳千石玲子氏)によると、
紀元1世紀のローマ帝国時代に料理書を著した美食家アピキウスは、
香り高いハーブを、肉類や魚介類、野菜やソースなどたくさんの料理に組み合わせたレシピを残しています。
アピキウスの料理書の中で、頻繁に使われていたハーブは「ラヴィッジ」と言うセロリに似た香りがするハーブでした。イタリア語で「山のセロリ」と呼ばれるラヴィッジは、葉をゆでたり茎を砂糖漬けにしてさまざまな料理に顔を出していたそうです。現在のイタリア料理では、さまざまな料理に香りや彩りを与えてくれるイタリアンパセリのみじん切りがその役目を担っているように感じますね(*^.^*)
ちなみに、ラヴィッジは現在はヨーロッパ東南部以外では料理には使われていないそうです。
パセリもオレガノもタイムも、アピキウスの料理書に登場する古代ローマ時代から使われていたハーブのひとつです!
今回は、私の家のプランターで育てているハーブたちをピックアップしてみました(^O^)/
●Prezzemoloイタリアンパセリ
平たい葉で切れ目があるのが特徴。
古代ギリシャ時代、当時パセリは医薬用に使われていたそうです。また、ホメロスの詩によると軍馬に与える餌でもあったようです。そんなハーブを食用にしたのが古代ローマ人でした。悪酔い予防や悪臭を中和すると信じられていたそうです。ビタミン、ミネラル、防腐作用があるクロロフィル系の色素が豊富!
中でも、ビタミンCは、100g中120mgと、野菜の中でも豊富に含まれています!!!
葉はみじん切りにして冷凍保存可です!また、茎も冷凍保存して、ブイヨンやスープや煮込み料理の香りづけや臭み消しに役立ちます!捨てたらもったいないですよ(*^.^*)
●Basilicoバジル
シソ科のバジルは、もともとはインド原産で、神のハーブとして敬われ、昔のインド宮廷での誓いの儀式の際、バジルにかけて誓う習慣があったとか。また、キリストさまの復活の後、キリストさまのお墓の周りにバジルが生えたという伝説があるそうです。そのため、ギリシャ正教の教会では、否でも祭壇の下にバジルを入れた壺を置くそうです。
バジルは、手でちぎって、料理の仕上げやサラダに加えて香りを楽しんだり、オリーヴオイルとナッツ類と合わせペーストにしてパスタやサラダに和えたり、焼いたお肉や魚のソースなどに大活躍です!
バジルペーストは、冷凍保存可能です!夏にたくさん採れたバジルの葉を活用しちゃいましょう!
●Timoタイム
タイムは古代ギリシャ人が優雅な植物とし、「タイムの香りがするような」というフレーズは、当時のギリシャで流行した褒め言葉だったそうです。
タイムとは、ギリシャ語の「thymon(勇気)」に由来する言葉で、多くの国でタイムは勇気の象徴とされています。
古代ローマ兵たちは勇気を奮い立たせるためにタイムのハーブ湯に入ったとか。
また、中世ヨーロッパの貴婦人は、自分を慕ってくれる騎士が旅に出るとき、はなむけとしてタイムの枝の模様を刺繍した布を贈ったそうです。
また、古代エジプト時代から、防腐剤や保存剤としての強力な効き目をもつタイムは、死体保存用として使われていました。現在でも、解剖標本の保存用や、紙の虫食い防止用として使われています。
タイムは、肉や魚と相性がよく、脂っこい料理に使うと消化を助けてくれます。
●Salviaセージ
「Salvia(サルヴィア)」とは、「治癒力がある」と言う意味のラテン語「Salvere」が語源です。
ローマ帝国時代、セージは儀式で捧げられる聖なる植物でした。
セージの香りを生かし、バターとソテーしてゆでたパスタと和えたり、ローマの郷土料理『サルティンボッカ(仔牛肉の薄切りにセージの葉と生ハムをのせてソテーしたもの)』にしたり、脂っこい料理の消化剤として役立ちます!
●Rosmarinoローズマリー
古代から料理や薬用として使われてきたローズマリーは、記憶を強める作用があると言われ、「変わらぬ愛」のシンボルでもあったそうです。
昔、空気を綺麗にする作用があるとされていたローズマリーは、部屋の空気が汚れるとローズマリーをたいたのだとか。
ローズマリーとジャガイモの相性は抜群で、イタリア料理でもセコンドピアット(メイン料理)の付け合せとして、ジャガイモの角切りにローズマリーの葉のみじん切りをまぶしオリーヴオイルを回しかけてオーブンで焼いたものをよく食べます!!!
~参考文献~
編者レスリー・ブレムネス氏
訳樋口あやこ氏
文化出版局







