皆さん、こんにちは!!!


毎日、蒸し暑いですね~~~ちょっと夏バテ気味で、ブログの更新が滞っていました・・・すみませんm(_ _ )m


さて、先日、在日イタリア商工会議所主催のイタリア菓子セミナーに参加しました。


イタリアのお菓子は、ただ甘いだけでなく、香りや素材感がしっかりと残る奥深い味わいが特徴と力説してくださったのは、表参道にあるイタリア菓子専門店「ソル・レヴァンテ」の藤田シェフ!!!


Il corso di cucina italiana ~Il Cuore e Il Mare~                


この日は、テーマに沿って、なんと16種のイタリア菓子をご紹介していただきました。

盛りだくさんの内容で、大変勉強になりました。

藤田シェフ、どうもありがとうございました。


紀元前、古代ギリシャから伝わったオリーヴ、ぶどう、そして小麦

紀元前から続くイタリアの粉もの文化は、パンやパスタ、お菓子の生地など、今でも小麦そのものの味を大切に作られています。

Il corso di cucina italiana ~Il Cuore e Il Mare~                

①メリンガ・コン・パンナ⇒サクッとした食感が特徴のメレンゲ菓子にコクのある生クリームを添えて



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②メリンガ・コン・パンナに、ラズベリーを添えることで、フルーツの素材感が際立ちます!

 また、

メリンガ・コン・パンナにレモンを絞ると、メレンゲの甘みと生クリームのコクとレモンの酸味が三位一体となり口の中に広がります。


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③マチェドニア⇒いろいろなフルーツを使ったデザート「マチェドニア」の名前の由来は、古代ギリシャ北方にあった王国マケドニアにはいろいろな人種が混在していたことが由来だそうです。


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④シュー生地⇒右がフランス風シュー生地、左の色が濃いシューがイタリア風


イタリア風シュー生地は、小麦粉に対して塩分の割合を多くすることにより、小麦粉の味を生かし引き立てるとのこと。食べ比べをした際、確かに、イタリア風のシュー生地のほうが、小麦粉の味わいが深く、生地だけでも十分美味しいと感じました。


Il corso di cucina italiana ~Il Cuore e Il Mare~                


⑤カンノンチーノ2種⇒パイ生地にカスタードクリームを詰めたお菓子

 右が朝クリームを詰めておいたもの、しっとりとしています。

 左が試食直前にクリームを詰めたもの、サクサクした生地です。


イタリア人は、しっとりした生地を好むのだそうです。フランス菓子とイタリア菓子の違いは、「食感」で、フランス菓子は、生地がしっとり湿気っていたら売り物にならないそうです。


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⑥リコッタチーズのタルト⇒3日寝かしたタルトは、イタリア人好みの厚めのタルト生地でしっとりとして一体感のあるタルトに仕上がるそうです。

手前の白っぽい粉は、砂糖とシナモンと生姜とバニラが混ざっているそうです。

砂糖、シナモン、ショウガはイタリア菓子の香りとのこと。ルネッサンス期に香辛料が広がったそうです。


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⑦パイナップルのカルパッチョ⇒暑いシチリアでも常温で保存できる小麦デンプンを使ったゼリー「ジェーロ」のライム風味。イタリア菓子は、練るとふくらみが強い片栗粉を使うのだそうです。


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⑧パスティッチーニ・アッレ・マンドルレ(写真下)⇒シチリアやプーリア地方のアーモンド粉で作った焼き菓子

14世紀にアラブから伝わったアーモンドや砂糖、オレンジ、アーティーチョーク等々。

それ以前のイタリア菓子は、はちみつやドライフルーツを使っていたそうです。


⑨トルタ・スルリゾローナ(写真右)⇒ロンバルディア州マントヴァのトウモロコシ粉で作ったアーモンド入り焼き菓子

 15世紀、新大陸を発見したコロンブスによってヨーロッパに持ち帰られたトウモロコシは、ミラノにも種がまかれ、今ではポレンタの材料として大切な穀類です。ポレンタとは、古代ローマ時代に食べられていた穀物粥で、きびを使っていましたが、北イタリアにトウモロコシが持ち込まれてから、トウモロコシ粉で作り始めらました。


⑩トルタ・ストロッシャ⇒小麦粉に対して50%ぐらいのエクストラヴァージンオリーヴオイルが入ったリグーリア州の焼き菓子です。


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⑪カッサータのジェラート⇒リコッタクリーム、ピスタチオなどを使ったシチリアの伝統菓子のアイス


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⑫パン・ドルチェ・ジェノヴェーゼ⇒パネットーネの原型とされているレーズン入りの焼き菓子


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⑬ビアンコ・マンジャーレ⇒もともとアラブからシチリアに伝わったお菓子で、アーモンドミルクをデンプンで固めて作ったシチリア菓子だったビアンコマンジャーレは、今はピエモンテ菓子とのこと


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⑭ババ・アル・ラム⇒フランス生まれのサバランに似ているお菓子。フランスへ亡命したポーランド王に、ルイ16世がおもてなししようとしたクグロフを焼きすぎてしまった菓子職人がシロップに漬けたことから生まれたお菓子「アリババ」を、1800年代にナポリ人がナポリで「ババ」として広めたことから、ナポリ菓子のように思われがちですが、実はフランス菓子とのこと。

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⑮ティラミスのセミフレッド(マスカルポーネなし)


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⑯ティラミスのセミフレッド(マスカルポーネ入り)


ティラミスを作るには、3大食材を使わなけらばならないという条件があるそうです。

それは、

1、サヴォイアのフィンガースポンジを使うこと。

2、マルサラ酒を使うこと。

3、マスカルポーネクリームチーズを使うこと。

この3大食材を使ってはじめて、ティラミスと名乗れるのだそうです。