全然100%じゃないけど、見分ける方法があると書いた染めの種類

「全然100%じゃない」と書いた理由をあらかじめ書いておくと、
①同じ方法でも見分けが難しいものもある。
②これから書く方法に当てはまらない例外もある。
③私も知らない事がある。
・・・っていう3点。
究極どうしても知りたい時は、お店の人に聞きます。
(お店でも分からない場合がありますが。。。)
なので、絶対だと思わずに、見分け方の一つとしてとらえていただけると嬉しいです(ww
<プリントか染めか?>
①比較的よく知られているタイプ。
表しかくっきり柄が見えない場合はプリント。
この場合、裏は水彩画でぼやけてしまったような柄になっているか、
もしくは裏にまったく柄が見えない場合もあります。
②比較的、プリント顔料がキレイに浸透していて、柄が抽象的で表裏が分かりづらい場合、
布の切り端のほどけてきている繊維を見てください。
プリントの場合、柄の所に色がのっているだけなので、
1本の繊維が「マダラ」色になっています。
逆に染めの場合、1本の繊維がずっと同じ色です。
<トップ染め?>
「杢(モク)」調の生地。
よく「杢グレー」という言葉をジャージー系のお洋服で聞きませんか?
この画像のような、グレーと生成り(OR白)が混ざった様な生地。
(※クリックすると拡大出来ます。)
素材に限らず、こんな風な「霜降り」が出るのがトップ染めの特徴です。
「ツィード」なんかもトップ染めの仲間です。
ちなみに染め方の違う同じ素材を見比べると良く分かるのですが、
トップ染め>先染め>後染め・・・という感じで発色の良さ・表面の視覚的立体感が違います。
<先染めか後染めか?>
①平織(縦糸と横糸がキレイに交差している。)の場合、
表から見ても裏から見ても柄がくっきり見え、
似ていて表裏の見分けがつきづらい場合は先染め。
例えばチェックとかが代表格です。
②表から柄がキレイに見えるが、
後ろから見ると柄のある位置に糸が走っているのが見える場合、
先染めで織りによって柄を作っています。ゴブランなど。
③柄モノは布の切り端のほどけてきている繊維を見てください。
1本の繊維がずっと同じ色でで織られているのは先染め糸で織っています。
③無地の場合はぱっと見、見分けがつきづらいです。。。が、
後染めの方が均一な染め上がりを得られ、
大量染めが可能な事から価格がリーズナブル、という2つの利点があります。
(先染めの方がやはり発色の良さや表面の立体感がありますが・・・)
一概に言えませんが、もともと安価な無地織物は後染めの可能性が高いです。
<製品染め?>
これは生地の話とはなれちゃいますが・・・。
Tシャツに多いのですが、海外生産だと素材表記タグが一緒に染まってたりします。
ただし素材表記タグは、ブランドタグと一緒に後から縫いつける場合もあるので
それだけでは語れません。
1回洗って色落ちが激しいのは製品染めの場合が多いです。
気になる場合はお店の人に聞くのがいいでしょう(ww
以上、染めとプリントの簡単な見分けポイントでした

後は見分ける目を育てるには、たくさん生地を見てたくさん触る事も大事

安いモノだけでなく、良いと言われる高級生地をたくさん見て触る事が大事です。
良いものをたくさん見ないと、本物を見分ける力がつきません。
高いモノを使えば良いという意味ではなくて、
リーズナブルな中にも良い生地や値段以上の質の生地があったりしますが、
それを見抜く力をつけるには、やっぱり良いものを知っていないと比べられないのです。
生地に関しては、どんどん新しい技術を使用されたものが毎年出てきます。
同じ製法でも技術は日進月歩。
だから私は「一生勉強」のつもりで生地と接しています。
布地って奥が深い!
だから布フェチなんですよね、きっと(ww
昨日と今日のお話はほんの入り口。
また別の機会に、生地についてもっと細かく書けるといいなぁ
