出会いは突然のことだった。
例の如く、ネットでサバイバル道具などの画像を眺めていたはずだ。
流れ流れて出会ったのが、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』という本だ。
これは、著者がホームレスのブルーシートハウスを紹介しつつ、なぜそれに興味を持ったのかという経緯を綴った本だ。
東京で拾ったものだけで建てられた家なのだが、廃品のバッテリーを使ってテレビやラジカセ等までつかっている。

この本を読んで思いついたのが、世界滅亡後の世界で暮らす人々の暮らしだ。
最新機器的なものと廃品が混在し、貨幣でなく物々交換を行う。

いつも思うが、ホームレスの方の生活に少し憧れる。
東京というコンクリートジャングルで生活する現代のサバイバーだ。