リンゴの味は、蜜の味。 | ~希望の詩~

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「いばしょクラブスタッフ・ルカ」のブログです。
学校に行けなかった2人の息子のこと、
いばしょづくりやいばしょクラブのこと、
パピヨンのここちゃん&フルールちゃんのこと、
食べ歩きや、日常生活などを綴っています♡

実家にいた頃、ようは高校生までは、

全く家事のできない女だった。


できないというか、

したくない、
興味がない、
キッチンとかいばしょじゃない。


米は炊けない、

リンゴの皮すら剥かない。


ごくごく、ごくごくたまーに、

食器洗いを手伝うぐらい。

数ヶ月に一度の頻度で。



短大生になり、親元離れたて住みだした。

毎日パン屋で、

生クリームたっぷりのパンを

あきずに食べた。

さすが、家事のできない女である!



あるとき、実家からリンゴが届いた。

久方ぶりに、
何年ぶりに、
リンゴの皮を剥いたんだろうか。


これが、意外に、

うまい具合スルスル剥けて、

気持ちいいぐらい剥けて、

家事のできる女と錯覚すら覚える。


で、リンゴの中心は、

なぜか黄色になっていた。

黄色の線が入っていた。


これは腐ってるのか。
食べたらお腹壊すかも。


その箇所を果物ナイフで削ぎ取り、

残りのリンゴを皿にもりつけ、カプカプ食べた。

うん、美味しい。






それから数年後、実家に帰省したさい、

リンゴがでてきた。

母は、

蜜入りの甘いリンゴで美味しい  と。


リンゴをフォークで刺し、

目の前でマジマジと見たら、
 
あの黄色、いや、黄金色の線が。



しまった、

今まで捨てていたものは  蜜  だったのかと、気付いてしまった。




一番甘くて、一番美味しい、

黄金色したあの蜜を、

家事をしない  できない女は、

何も知らないから捨てていたのだ。





家事のできない女は、

その後、

やっぱり家事に興味がないものの、

子どものためにバランスを考えた食事を

作れるようになった。

1日のうちでもっとも嫌いな時間ではあるが、

毎日といかないものの、食育を考えている。



夕飯の後テーブルの上にのる果物は、

リンゴ。

中心にある黄色の線は残したまま、

蜜入りで美味しいよって、

言っている。












リンゴの味は、蜜の味。


中心にある黄色の線は、

絶対に捨てちゃダメだよ。