大変だった!② | しんぐるぽんぐる

しんぐるぽんぐる

心の琴線に触れたこと、面白いな~と思ったことについて
書いていこうと思います。












最後の最後まで、どうにか韓国に行こうとしましたが
まったく引かない高熱の中、だんだんその気力も失われていき
結局断念しました。

ちょうどお盆だったので、その日の当番医のお医者さんに見てもらい
風邪薬をもらいましたが、まったく効きません。

もしかして風邪なんかじゃないんじゃないかと思いましたが、
それでも風邪薬を飲み続けました。


熱が38.5度を超えると、あんなに楽しみにしていたファンミーティングのことも
VIXXのことも一切考えなくなりました。


40度前後の熱が何日も続くとさすがに
「私、死ぬんじゃないか」
と思いました。


大げさかもしれませんが、今だ且つてこんな高熱を出したことがなかったので
本当に怖かったです。

バカみたいだけど、ヘレンケラーや、赤毛のアンに出てきたミニーメイ(ダイアナの妹)
や、若草物語のべスやらのことを思いました。

彼女たちはどんなに辛かったろうと思いました。




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やっとお盆が明けて、かかりつけのお医者様のところにいくと

先生は私の頭を抱えて振ったり、足を持って振ったりして、その後
「顎を首につけてみろ」と言われました。
そして最後に
「これは、おかしい、もしかしたら髄膜炎かもしれません。」
とおっしゃり、私はよくわからないけど恐怖に慄きました。






大きな病院に移され、車イスに乗せられ、緊急救命室に運ばれ
「ドラマみたいだ」
と思いました。




腰椎から髄液を取るというので、恐ろしくて
お医者様に

「痛いんですよね」

というと、若いお医者様が、もう何日もお風呂に入っていなくて
すごく汚い私の頭を触って

「麻酔のときだけちょっと痛いですけど、大丈夫ですよ」

と優しく笑って下さいました。




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…というわけで、VIXXのファンミーティングに行くはずが
入院する破目になってしまいました。


病気の名前がわかり熱の出どころがわかり(結局髄膜炎じゃなかった…)
処方されたお薬を飲んで治療すると、どんどん楽になっていきました。


一週間ぶりに平熱に戻ると、もうクタクタでした。




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入院は思ってもみなかったことだしショックでしたが


それでも色々勉強になったし、沢山のことを感じました。


自分の書いた小説の中で
「腕に刺されている点滴を抜いて…」
と安易に書いたけれども、点滴というものは簡単に抜くことができないように
なっていることも知りました。


ドラマのようにベッドに寝たままガラガラと廊下を走ったのも
今やハッキリとは覚えていませんが、貴重な経験でした。




本当に、思いもかけない、とんでもない夏になってしまいましたけれども、

人生に無駄なことはない。きっとこの経験もいつか役に立つだろう。と思っています。

両親やきょうだいや友達や上司の、思ってもみなかった優しさに、涙が出たりもしました。




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自宅療養期間中だし、何しろ予想以上に体力が無くなっているので
びょるびっつ祭りもハイタッチ会もたぶん行けませんが

もっと体力が回復して元気と気力が湧いて来たら

またVIXXのライブに行きたいです。









まいったまいった!