舞台を背後から覗く | しんぐるぽんぐる

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心の琴線に触れたこと、面白いな~と思ったことについて
書いていこうと思います。






よくぞ撮ったな!と思う1枚(オープニングシークエンス)


水槽のようなガラスケースの中で眠っていた6人が覚醒し
この酸素マスクを自らの手で外して、

1曲目の「傷つく準備ができてる」を歌い出します。





・・・・・・・・・






…17曲目"Rock ur Body"の最後の方で、
VIXXメンバー全員が、まるでモデルのように
メインステージから花道を歩き中央ステージに向かいました。


その時点で、アリーナ前方にいる私たちも後ろを向き
VIXXの皆の後ろ姿を見ることになりました。



歌が終わると用意された椅子に腰かけ、トークを始めたのですが、
彼らの前方下には小さなモニターテレビが置かれていて
そこにはハングルで

「Rock ur Bodyを歌っていた頃の話」
「過去の話」


と書いてあり、もちろん彼らがしていたトークの内容は
そのことについてでした。



彼らがそのことについてひとしきり話していたら
ふとモニターが切り替わり

←⑱Love Letter

という表示が出て、彼らはそれから
Love Letter日本語バージョンを歌い出しました。



モニター画面には

우~마쿠 이애루카 와카~라나이케도

と、日本語の歌詞がハングルで出てきていました。





ステージに置いてあるモニターのことが以前から気になっていましたが
こうなっているんだなあ、と面白く見ました。




その後、レオくんがソロ曲を歌う時にも
モニターに歌詞が映りました。


「言うことができずに残ったままの言葉…

笑ってないけど、幸せだった…」



というように読み取れた、たぶんレオくんが作ったと思われる
歌詞がステキだと思いました。



「冷たい夜に」の歌詞を訳した時にも思ったけど
彼の書く歌詞は、パクヒョシンが若い頃に歌っていた歌の
雰囲気を持っていると思います。



つまり、情念です。(バラードは皆そうなるのでしょうか)







先日韓国に行った時に買った雑誌のインタビューで

「別れの公式をリメイクしたけれど、
もう1曲リメイクするなら何の歌ですか?」

という質問に対し、レオくんは

パクヒョシンのデビュー曲
「してあげられないこと」を選んでいました。
★してあげられないこと訳



この歌は

「僕は君のためならなんでもしてあげられる。

たった1つしてあげられないことは、別れてあげることだ。」



という、すごい歌ですが、

レオくんの作った「冷たい夜に」は
この歌と似たものが感じられる曲だと思います。


彼は、体育会系で一見さばさばしてるように見えますが
結構どろどろ演歌系の男なのかもしれないと思いました。








【蛇足】

パクヒョシンは、ジェリーフィッシュに所属してから
情念演歌系バラードから徐々に軽くポップな感じに
移行してきているようですが(声も変えた)

ホンビンくんがヒョシンのファンになったのは
ジェリーフィッシュ移籍後(=活動再開後)
ではないかと思われます。




…Boy's Record のブックレットにある「ホンビンくんの記録」
ホンビンくんの宝物の入った箱の中に
「To.ホンビナ」と書かれたヒョシン先輩のサイン入りの
"GIFT part.1”のブックレットがありました。
…高校生のころ買い、何度も何度も聴いたCDのブックレットを
憧れの人に震える手で差し出すホンビンくんを想像すると
ジーンときました。
(コンサートと関係ない)



「僕に”歌手”という夢を持たせてくれた、僕の理想パクヒョシン先輩のCD」
と書いてあります…







ホンビンくんはたぶん、
ジェリーフィッシュ移籍後の"ポップなヒョシン"のファン…


だけど、レオくんの感性に合うのは
むしろ、初期の"重いヒョシン"なのかもしれません…




VIXXがこの歌を歌うことは想像できませんが、
レオくんの歌う「してあげられないこと」は聴いてみたいです。








(どこがコンサートレポートなんだかわかりませんが、つづく)