ヒョシンのお色気講座

「先生
　どうすれば先生のように
　色っぽくなれますか？」






「じゃあ、手始めに髪をさわってみてください」







「こんな感じですか?」







「･･････」










「･･･わかりました･･･
これならできると思います」









「あごを上げて
　うす目にして対象物を見るんです」








「あごをあげて･･･うすめ･･･」

「･･･こ、こんな感じですか･･･？」







「･･････」






一生懸命やっているメルちゃんに向かって
「こわい」とは言えない
優しいヒョシン先生であった。