私は手錠をされ、更に手錠に紐をつけられて警察署に連行された。2階か3階の取調室に入れられた。まず聞かれた事が、

「勲章〇〇〇〇は持っているか」

との事だった。これは最初にまず聞かれる。これがあると無罪放免になる人もいると後から知る。

魔法の威力だ。勿論そのような物は持っていない。

名前を聞かれた。家族も聞かれるが、言わなくてもいい。(調べればわかるということなので)

そして3人の警部に3回ほど同じ話をした。その際、婦警が心理分析のような質問をしてきた。

「正義感が強いか」

「間違った事は正すほう?」

これらの質問、何の意味があるのか。留置所の部屋分けに使うのだろうか。

荷物は全部一時的に警察が保管することになっている。一つづつ荷物を確認し、ジップロックのような袋に入れる。タブレットの端末は電源を落として封筒に入れられ糊を付け☓を私がボールペンで描いた。

 「封を開けていない証明、として☓を描いて、別に描かなくてもいいけど」

との事であった。勿論描いた。昼間逮捕されたのに、夜中まで何も飲まず食わずで取調べ。「弁当食うか」留置所の中はトイレも入りづらいし「これから留置所に入るんだからそんなの食ってられるか」(まだ怒りが収まらなかった)と答えると「何だもったいねー、俺が食うか」と警部。23区の女性収監施設は大きな留置所で二箇所,原宿と湾岸だ。車を飛ばして湾岸警察署に向かう。「湾岸も週末は留置所が混むんだよ」

「1人受け入れ出来るかも知れないって」婦警が言う。彼女は逮捕されたときから尋問まで担当している。女性が逮捕されると婦警が付き添うマニュアルがあるのだろう。車を飛ばしてレインボーブリッジを渡る。

その時電話があり、何か荷物を忘れている、という事に気づく警察。私のタブレットの封筒が机の上に置き忘れているという。(その時点で不審が強まる。なぜ?タブレットだけ忘れるものなのか?わざとらしくね?など一抹の不安が頭をよぎる)そして警察車両は私を中に入れたまま地元の警察署に戻ってタブレットを受け取っている。その間訳40分位か(なにか仕込んだのでは)、のち精神障害が認められ不起訴になり釈放されたあとに封筒を渡されたが☓は開封された跡は残っておらず安堵したが、のち私は集団ストーカーに遭っていることに気づくのであるから、封をしても遠隔操作で内部を知る事は可能であろうと畏怖している。


4回レインボーブリッジを通っている。夜中のドライブだ。きらびやかなレインボーブリッジ。この景色を、これから何回も見ることになる。検察に通うたびに。現在も、レインボーブリッジを見ると逮捕されて留置所にブチ込まれた事を思い出す。湾岸に到着するともう本日は満員との事。「1人埋まっちゃった」週末のビジネスホテルのような感覚で警部たちが話してる。湾岸も女性芸能人が収監されるわりと綺麗な留置所で「湾岸最近出来たし綺麗なとこだよ」などといった会話もしている。ホテル予約してるみたいな会話だ。

「湾岸埋まっちゃって、原宿に行くことになった」「原宿どうですか」「原宿もいいところよ」









原宿警察署の留置所内は暖かく、家事もしないで良い。寝てるだけ。うるさく言う人は刑務官だけ。カーペットも綺麗だしのちに発狂して1日独房に入れられたが独房もとても綺麗であった。部屋のメンバーはみんな良い人で救われたし会話も普通に出来、何でこの人が捕まったの?と思われるような女性ばかり。入ってくると真っ先に「ねーねー何で捕まったの?」これが自己紹介、笑、二人日本語のできる中国人(オレオレ詐欺加担がすごく多かった、中国からそれをやりにやって来る人もいるらしい)、フィリピンハーフ(水商売経営者である元彼と金銭トラブル)、在日韓国系(万引き癖で2回目今回は実刑か)、そして私(傷害)。他の部屋は殺人犯で固めている。見た目暴力的な女性ばかり。(イメージ的にダンプ松本のような悪役プロレスラーに似た感じの短髪の方々だ)