8月10日は淀川の花火大会。
家の裏の河原からよく見えるものの、
ちゃんと見に行ったことがありませんでした。

今年はあえてこの日に茶席をもってみました。
花火を見た後に、ロウソクだけでお茶を頂くなんちゃって夜咄。
風炉で夜咄なんてありえないんですが、
そこはなんちゃって。

夜空に輝く花火は、たま屋~~~でした。

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サンサンと輝く花火の後は、
ロウソクの灯がゆらめく妖艶なお茶席がおつです。

妖艶さを演出するために、八木徹平さんの版画をしつらえました。
若い作家さんですが、金箔の雅な版画を制作しています。

せっかくなので、八木さん本人もお茶席に招きました。
八木さん以外には、表千家講師のYさん。
ジュエリー作家のSさん。
デザイナーのHさん。
カフェ仲間のhさん。

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ロウソクの灯の揺れが、版画を妖しく浮かびあがらせます。
これには八木さんも自画自賛です。

茶室の設え以外では玄関にホオズキを添えてみました。
箒はご愛嬌。

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いつものなんちゃって茶席は茶室で食事ですが、
今回は6人ということもあって別室で食事をとりました。
まあ、掃除が大変なこと。

それでも気合を入れて設えを行いました。
こんな感じです。

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お盆の季節なんで、室町時代の石仏様に登場いただきました。
東京の骨董商で求めたものですが、まあ、持ち帰るのに苦労したお地蔵様です。

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お花は岸野寛さんの李朝白磁に蓮を活けました。

さて、本番のお茶席。
表千家講師のYさんに点てて頂いたのですが、
妖艶な雰囲気に呑まれて写真どころではなくなっちゃいました。

とにかく、非日常の極みでございました。
また、チャレンジしたいと思うので、
その時には雰囲気に呑まれず写真をとります。