『のだめカンタービレ』を読んでから、
クラッシックもなんか面白そうと思い始めました。

NHKでやっていた坂本龍一のスコラを観てみようと思ったのもそのせいです。

教授がクラシックの理論的なことを分かりやすく解説する番組ですが、
これがまた、分かりやすいこと。

へ~、ほ~、そんな理屈があるんだと感心しっぱなしだったのです。

でも、なぜか録画していなかったんです・・・。
本当に後悔、はあ~。

$器な生活-バッハ

ところが先日、ジュンク堂でこの本を発見。
すかさず手にしてレジへ向かいました。

で、お会計で「8500円になります」

へ?
ええ~、8500円。
しまった、ぜんぜん値段を見ていなかった。
本屋さんでは、ちゃんと本の値段をみましょう。

まあ、レジまで来たので仕方ありません。
そのまま購入しました。

さて、この本、CDもついていました。
教授と浅田彰、小沼純一の3人がバッハについて語るのを、
CDを聞きながら読むという感じになります。

読み物プラス辞典のようなつくりになっています。

ただ、『のだめカンタービレ』以上の知識のない私にはちょいと難しい。
例えば、平均律クラヴィーアBWV851の説明は

「オクターブの異なる12個の音を主調として、
長調と短調、両方の調の前奏曲とフーガから構成されています」

ほえ?
なんぞ?、なんぞ?、なんぞ?
(↑ガンツ23巻のぬらりひょん風)

まあ、こちらの知識の問題なので、
読む人が読めば分かるのでしょうけども。

ただ、CDに収録されている曲と、
3人の会話を照らし合わせると、
なんだか音楽の知識があれば楽しいだろうな、
と思えることは間違いありません。

CDには14曲収録されていますが、
個人的に「ええな~」と思ったのは、
グフタフ・レオンハルトがチェンバロで演奏している
平均律クラヴィーアBWV851でした。

YouTubeにはケネス・ギルバートのものしかなかったのですが、
チェンバロで演奏しているので、どんな感じが知ってもらえるかと思います。



ちなみに、初音ミクのBWV851はこんな感じです。
やはりイケてないです。
ギルバートの偉大さがよくわります。