白地に緑線のジャージの男が駅にいました。
ボサボサの長髪、チョボチョボの無精ヒゲ・・。
社会人では許されない身なりで、さえない浪人生風の男。
自分で買ったのではなく、高校の体育のジャージで、
予備校の制服と決めて毎日同じのを着ている感じ。
電車に乗り込むのもトロトロとしていて後ろが詰まります。
電車通学に慣れてなさそうです。
私は後ろから乗り込み、扉が閉まりそうです。
しかし、兵(つわもの)がいました。
元十両のような体格の人が駆け込んで来ました。
注:横綱というほどではない
その体型で駆け込みますか!
百戦錬磨の猛者(もさ)です。
駅員が近づき、「靴を引いて下さい」と言うので、
元十両の靴を見ると、28cmほどありそうな茶色の革靴。
元十両は猛烈なタバコ臭が・・。
タバコで心肺機能が弱まって、相撲の世界から足をひいたのでしょうか?
注:元十両と決めこむのも何ですが。
タバコ臭いので、顔を浪人生の方に向けます。
注:浪人生と決め込むのも何ですが。
しばし、いつものようにラッシュの電車に揺られていると
ひぃ~っ!
すねに何とも言えない感触が・・。
浪人生が靴を脱ぎ、私のすねに足の裏を押し付けたのです!
しかも靴下を履かず、汗ばんだ粘着性のある足の裏・・。
頭がおかしいのでしょうか?
間抜けな電車男 に同じことをしたら殺されます!
何を考えているのでしょうか!
変態的な趣味の持ち主なのでしょうか?
人は見かけによります。
後編へ続く
この後、浪人生は、とんでもないことをやらかします。
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