飲食店で待つ時には、名前と人数、
喫煙・禁煙やカウンター席・ボックス席などの希望を書きます。
前の人の名前を覚えておけば、
前の人が呼ばれたら次が自分だとわかります。
ふと前のお客さんが書いたのを見ると、
一休 5名
一休さん?
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周囲に坊主頭はいません!
男子高校生が「あれ、絶対笑うだろうな」と話しています。
一休と書いたのは、この集団でしょうか?
しかし、男子高校生は佐藤さんで、先に入ってしまいました。
一休さんは誰なのでしょう?
数分後、女子店員は名前を見て黙り込んでいます。
妙な沈黙が怖いです。
店員は「何て読むんだろう」と独り言を言いました。
珍名はありますが、読めないほどの珍名は珍しいです。
また黙り込んでいます。
店員は、おとなしそうなバイトの女子高生です。
今にも泣き出してしまいそうな雰囲気。
珍名さんは平仮名で記名すれば良いのに・・。
まだまだ大勢並んでいますので、早く入店させないと。
女子高生が「まずいかな」と言いました。
まずい?
一休と書いたのは女子高生で、
女子店員は「一休」が読めないのでしょうか?
困惑している店員には、1m以内の女子高生の言葉も耳に入りません。
女子店員は名前を呼ぶのをあきらめました。
女子店員:5人でお待ちのお客様
女子高生:はい
女子店員:5人でお待ちの方ですか?
女子高生:はい
背後の女子高生が「失敗だね」と言いました。
店員が明らかに怒りが込められた声で聞きました。
「何と読むのですか?」
女子高生はケラケラと笑い返事をしませんでした。
「ダメだよ~」「きゃははは」
女子高生の笑いで、店員は本名ではないことを確信しました。
女子店員は、本気で怒っています。
仕事中でなければ、間違いなく切れていたでしょう。
いたずらは、ほどほどにしましょう!
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