昨日の段階で集合場所を確認していたので迷わずに現地に到着する。
たぶん僕が一番だろうと思っていたが先客がいた

後に聞いたら、その方達も場所が合っているかどうか不安だったそうだ。聞けば、比較的近所の人だった。世の中って意外と狭いのね

駐車場となる空き地は、そんなに広くはないので、早く行くのに越した事はないと思い早めに行った。
タバコを一服していると、役所の職員の方や他の参加者の方々が次々とやってきた。
九時出発だったのだが、思いの他皆早く来たので繰り上げてスタートする。
何班かに分かれて七反の畑の草刈りをする事になった。
軍手と保護用のバイザーが配られる。必要な道具などは、全て用意されていた。お茶やジュースなどの水分も用意されていて、至れり尽くせりだった。
草刈り機の扱い方を簡単に教えてもらうと、早速作業開始。
僕の班は、運が良いのか草刈機が一人一台ずつ割り当てられていた。
見よう見まねで扱っていると、教えてくれる農家の人が何かとケチを付けてきた。初めて扱うのだから上手く出来なくて当たり前である。適当に受け答えながら黙々と刈って行く。これが後々尾を引く事になる

汗だくになりながら刈っていると、また農家の人が、今度はあっちをなどと言ってくる。厚かましい田舎者が図に乗ってきた。ま、一日だけの事だから良いかと、指図した場所を刈っていく。
その人は、地主で今回の土地の提供者、ここぞとばかりに人をこき使う。家の近所では考えられない感覚だ。
途中休憩でタバコを吸っていると、手がブルブルと震える。まるでアル中だ

エンジンの振動で手がおかしくなるようだ。
頭に巻いたタオルを絞ると、ボタボタと汗が落ちる。天気は曇りだったが蒸し暑く、着ていた長袖もシャツも汗だくだった。役所の方がスポーツドリンクを勧めてくれたので、ありがたく頂戴する。五臓六腑に染み渡る

地主さんと僕は相性が悪かったらしく、説明が下手だった。何を勘違いしているのか、ズブの素人に対して注文が多い。黙っているのを良い事に嫌味まで言ってくる。面倒臭い奴だ

今回刈った畑は刈りやすい方だと聞く。石などがあったら草刈機が跳ねて危険なんだそうだ。素人集団だから、楽な土地を宛がってくれたらしい。それでも疲れる。ま、鎌で刈るよりも楽なんだけどね

そうこうしている内に、作業が終わる。
質疑応答があったので、素人の刈り方や斜面の刈り方などを聞いておく。
素人の人は、返す刃で刈らないほうが良いそうだ。右か左に一度刈ったら一度元の場所に戻して再び刈る方が綺麗に刈れるらしい。
斜面も下から刈るのではなく、上から下に刈って行く方が良いみたいだ。その方がちゃんと刈れると言っていた。なるほど勉強になる。
ついでに言うと、後は経験だそうだ。機械の癖もあるらしい。基本的なやり方はあるものの、後は経験。体で覚えるしかないのだろう。
ついでに道具のメンテナンス方法も聞いておく。草刈機はエンジンの付いた本体と刃を繋ぐコードの部分を伸ばして寝かして置くのが良いそうだ。何かコードの部分がイカレやすいらしい。修理代も高いそうな。
刃も研げばある程度の時期使えるそうだ。使用頻度にも寄るけどね。
休憩しながらの二時間半だったが凄く疲れた

作業が終わると、今日使用した軍手とバイザーをくれた。ギャラ代わりなのだろう。あると便利なので、ありがたく頂戴する。流石公共のイベント、太っ腹である。
収穫時期のボランティアを募集していたが、誰が行くか

家でも作物を育てているので良く分かるが、小さな畑なら楽だが、今回のような大きな畑ならば、それはそれは大変な作業だ。
家に柿木が三本くらいあるのだが、去年は豊作でとても大変な思いをしながら収穫をした。たかが三本でもそのぐらい面倒な事なので、本格的な農家相手なら、ギャラを貰わないと割に合わない。
役所の美辞麗句に騙されてはいけない。
農業は、基本人海戦術で人手がいる。草取りをしながらつくづくそう思う。
たまに収穫体験とかがあるけども、プチ農家くらいのほうがのんびり楽しめて良いと思う。
凄く疲れはしたものの、タダだったし色々と学ぶ事があった。結果としては、まぁ良かった方だろう。我流は所詮我流である。やはり、このようなチャンスを生かして詳しい人に教わりながら経験するのは良いことだ。
今日経験した事を、家の畑で試そうと思う。
今、このブログを書いている間も、作業終了時より収まった方だが手が震えている。エンジン式草刈機の振動は、それ程体に応えるのだろう。今後何かで使うような事がある方は、個人差があると思うけどお気をつけ下さい。
家のはバッテリー式のモーターのやつなので、今度暇な時にでも人体実験をやってみます。