カードの意味の解説~審判~ | せいれいのブログ

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今回取り上げるのは、「審判」のカードです。

「取り上げてほしいカード、出ておいで」と引いたら、

「審判」が出てきたので。

 

セルフ占いの時には

全然出てきてくれないくせにっ。

 

……まあ、いいんです。

 

これは一般的なカードと、同じ意味を持ってると思います。

カードの意味は、「再生」「再起」「復活」「使命」「治癒」「覚醒」

……と、いう感じです。

 

「人生はやり直しできない」って、よく聞きますよね。

これ、「時間は巻き戻せないから」っていうのと、

「仮に時間が巻き戻せたところで、

 選択するのは同じ自分なんだから、

 結果は結局変わらない」

っていうのと、両方あります。

 

残酷なようですが、

同じことを何度やりなおしたって、結果は変わりません。同じです。

 

「あの時あれをしておけば」「あれを言わなければ」

って言ったって、

その「あれ」をやったりやんなかったりしたって、

いずれ同じものにつまずくので、結論は変わらないんです。

 

だって自分は自分なんですから。

 

同じ自分が、同じことを何度やったって、

同じことの繰り返しです。

 

じゃあ、同じ失敗を、いつまでも繰り返さないといけないの?

……の、答えが、この「審判」です。

 

「審判」のカードには、「蘇った人」の絵が描かれています。

「蘇った」ということは、一度死んでいます。

 

通常、人間は、一度死んだら生き返りませんので、

本当に死ぬわけにはいきませんが、

「一度死んで蘇る」くらい、大幅な自己改革が必要です。

 

「悪いと指摘されたところをあやまるだけ」とか

「嫌だと言われた言葉をちょっとひっこめるだけ」とか

そういう程度では、「再生」「再起」「復活」は、できません。

 

「審判」には天使も描かれています。

復活を宣言する天使でもあり、「蘇った人」の使命を啓示する天使でもあります。

 

プロフェッションの語源「Profess」は、

「信仰を告白・宣言する」という意味を持っていました。

そこから、高度な専門性に基づく業務を社会に提供する職業・

それに従事する人々を「プロフェッション」と呼ぶようになりました。

「Profess」は、その意味を広くとれば、

「高度な専門性を身に着け、それを社会のために使います」

という宣言、とも、言っていいのではないでしょうか。

 

審判に描かれた、蘇った人、復活した人は、

天使からの啓示を受け、宣言(Profess)をしている人、ともとれます。

 

一度死んで蘇るくらいのレベルの自己改革を成し遂げ、

天からの啓示を受け、使命に目覚め、再び立った人、

そんな人こそが、真の「再生」を、実現できる、ということを示すカードです。

 

 

 

※1

あくまで「単体での」「基本的な」カードの意味です。

ご相談のシチュエーションや、

他に出たカードとの組み合わせや位置によって、

スポットがあてられる意味は異なります。

※2

わりと、「せいれいの独自解釈」です。

解説書はそれなりに読んでますけど、それ以上学校とか通ってるわけじゃないので、けっこうな独自解釈です。

占い勉強中の方はあまり参考にしないでくださいね。