ちーさんの出産、つい昨日の朝の出来事なのに、あまりに激動で感動的だったせいか、はたまた一晩ドロのように寝たせいか、もう随分前のことのように感じますすげ~


 これから私のブログにちょいちょい出てくること間違いなしの「るー君生誕記念」に、一部始終をR指定で書き残しちゃうYO!うふ



 ・・・時は月曜の夜にさかのぼります・・・


 オットが出張中だったため、女&子供だらけの夜会を開いてしまおうと、ちーさん&スーパーかわいい義理妹のまーちゃん&りーちゃん、利発なリッキー&ゆっこさん、そしてシオンより2ヶ月年下のハンサムボーイS君&Cさんが、我が家へやってきました~(*´エ`*)


 そして・・・ス・キ・ヤ・キハート


夏への扉 -フロリダ編-



 この日面白かったのは、いつもはシオンにイチャイチャなりーちゃんが、すっかりリッキーと仲良しで、シオンはフラれっぱなしだったこと!子供だと侮るなかれ、ちゃんとプライオリティが決められているのです!!


 でもシオンはフンってやられたからといって、落ち込んで泣き出すようなヤワな13ヶ月じゃないのだ。そんな繊細さは持ち合わせてないのよ~。それが良いのか悪いのかはさておき・・・笑

夏への扉 -フロリダ編-

夏への扉 -フロリダ編-
りーちゃんハートリッキー



 シオン、2ヶ月年下の、S君に頬をスリスリぷっ これ、愛情表現方法。クージョやりーちゃんにもやるの!多分、好きだったり、かわいいと思うとスリスリするのね笑 あと、おでこをくっつけるの。


夏への扉 -フロリダ編-
スリスリスリ


夏への扉 -フロリダ編-


夏への扉 -フロリダ編-

あたち、イケメン大好きハート



 この日は早めな夕方から始まった夜会、子供たちの就寝時間に合わせて幕を閉じました。 妊婦のちーさん、きっとぐったりだったはずね。 ま、またあのみーこりんのお宅であったような朝まで夜会、いつか開催しましょう!笑



 そして火曜日・・・


 この日は、ちーさんたちとN女史と、大好きなハイドパークのCafeBTにてランチの約束キラキラ レストランに行く前に、子供たちをなんとか疲れさせようと近くの公園で遊ばせました。



夏への扉 -フロリダ編-

りーちゃんのお下がりを着させてもらってまーす

夏への扉 -フロリダ編-

夏への扉 -フロリダ編-
優しいまーちゃんと


夏への扉 -フロリダ編-



 CafeBTでは、いつものサーモンソバ。私、気に入ったものを見つけると、案外冒険しないタイプですの。


夏への扉 -フロリダ編-
ジャスミンティ~


夏への扉 -フロリダ編-
ベトナムコーヒーとサーモンソバ、激ウマじゃ


夏への扉 -フロリダ編-
あたち、お絵かきするよ



 美味しいランチのあと、N女史のお宅でお茶をいただきました~。アンティークのカップでいただくコーヒーは格別。このチョコムースは、カップもチョコで出来てるの!すごく美味しかった!N女史ご馳走様でしたシングルハート*


夏への扉 -フロリダ編-
ふ~、美味しいコーヒー



夏への扉 -フロリダ編-

夏への扉 -フロリダ編-
踊り場のタヌキサンが気になってしょうがないシオン



 そしてこの時・・・2時半ごろ、ちーさんに異変が・・・とうとうおしるしが!!! 思わずハイファイブをしてしまいましたが、この日は朝からお腹がジクジクしてたので、「あ~、そろそろかも~」と言っていたちーさん。そして不思議なことに、この2日間ほどりーちゃんがかな~りママにべったりで、もしや何かを察してるのでは?!なんて話してたのね。


 N女史宅をおいとまし、お互い帰路へ。この日の夜、オットが出張から帰ってくることになっていて「遅くなるけど、ご飯だけ用意しておいて」と言われていたのでスーパーに寄り、シチューとコーンブレッドでも作るかと買い物を済ませ、家へ入って冷蔵庫をあけた途端、ちーさんから電話!!!


 「陣痛が5分おきなの・・・」 とうとう来たかと深呼吸をし、シチューは明日の夜に延期だなっと、冷凍庫から作り置きしてあったイタリアンソーセージトマトソースを出し、パスタとワインを大慌てで用意して念のためオットに置手紙をし、シオンのミルク、バナナ、おやつ、麦茶、そして先日Kご夫妻から借りた桐野夏生の「柔らかな頬」の上巻をバッグに詰め込み、大急ぎでタンパジェネラホルピタルへ!


 4階の産科へ行くと、子供は診察室へ入れないということで、ウラ若き乙女まーちゃんに待合室にて2歳児と1歳児を託し、私とちーさんでダブルドアの奥へ・・・。 まーちゃん、グッドラック!


 結局その場で2時間ほど経過を見ることになったのだけど、今度どうなるか皆目分からないのにすでに夜8時。このままではりーちゃんとシオンが心配というよりは・・・あんな待合室で子供たちを任されたまーちゃんがかわいそうということで、子供たちを連れて家へなんとか帰ってもらうことに。まーちゃん、本当にご苦労様!2人は車の中でゲラゲラ笑いあったり、家でも手をつないだり仲良くしてたみたいでホッLOVE


 2時間後、ちーさんの陣痛はそのままなのに、なかなか子宮口がそれ以上開かないということで、一旦家に帰れと言われ、「帰ったところで不安でどうにもならない。痛いし、心配すぎるっ!!!」とダダをこねると、痛み止めを処方するから、とにかく一度家に帰れと。


 渋々承諾し、痛み止めの注射器を持った看護婦さんに「ちなみにソレ、何?」と聞くと「モルヒネよ」と言うから、「ちょ、ちょっと待った、それ、安全なの?!いざ陣痛が来ても、本当に分かるの?!」と問い詰めると、「大丈夫、本当の陣痛が来たら、嫌でも目が覚めるから。これで少し休まないと、いざ本格的な陣痛が来たときに体が持たないわよ」とのことで、打ってもらう事に。


 「そうねえ~家につく頃丁度ウトウトするはずよ~」なんて言われたのに、とんでもない!!! 車椅子で1階へちーさんを運んでる途中ですでに「フ・・・フラフラする・・・」っておーい 小さなちーさんと大きなアメリカ人女性を一緒にされちゃ困るぜ。 トランキライザー撃たれた動物並みにフラフラなちーさん。


 駐車場から車をとってきて正面へつけ、ちーさんをなんとか車に押し込み、家路へ!


 モルヒネが効き過ぎてるせいか、気分が悪そうでかわいそうなちーさんなみだ どうやって家の中へ運ぼうか考えあぐねた結果、とてもゲストの駐車場から運ぶのは無理と判断し、一度まーちゃんのいる家までダッシュして事情を説明し、住居人の駐車場の鍵を持って車へ戻り、住居人の駐車場へ向かって、そこからなんとか荷物とちーさんを運びだし、意識が朦朧として体調の悪いにもかかわらずひたすら謝り倒すちーさんをなだめ笑 着替えさせてベッドへ。 こっちはあんなにフラフラでも気を使うちーさんにびっくりだわよ!


 シオンはヒックヒックいいながら、寝てました~いちご お風呂の途中で何か気持ちの変化があったようで、多分私じゃないのがバレたみたいで、そこからシクシク泣いていたのだそう。でもまーちゃんがずっと抱っこしてなだめてくれたみたいで、私たちが着いた時には寝てました。シオンも頑張ったけど、でも、まーちゃん、えらいなあ。私が26歳のときなんて、まーちゃんの半分も他の人のことを思う気持ちがなかったよ。


 シオンを連れて我が家へ。夜の11時半、私が家へ着くと、ちょうど帰ってきたオット。事情を話すと、「おおお、そりゃ大変だ」って文句言わず解凍したソースのスパゲッティ食べてたよMadonna オットもいいヤツ。


 オットとお互いの1週間を話し合い、ではそろそろ寝るかと立ち上がった1時半・・・まーちゃんから電話が鳴り、とうとう来たかと変に興奮する私。 ところが、どうやら出血がひどいとのこと。 今だから言うけど・・・オット曰く、私は顔面蒼白になってたらしい。


 私はリリーを亡くしてあと、シオンを妊娠してるときも、ものすごーく人のカラダについて、妊娠について、遺伝子について、染色体について勉強したの。 シオンがお腹にいる検診の際も、色んな質問をしつこーくするから、「医療関係の方ですか?」ってしょっちゅう聞かれてたぐらい。知識がないことが不安な性格だから、とにかく勉強することで、なんとか不安を取り除こうとしてたの。


 だから、「出血がひどい」って聞いた時点で余計な知識がある私は、最悪のケースが頭の隅によぎってしまい、スッピンで上着と帽子とバッグをつかんで、オットに口早に説明して、外に飛び出したの。車に乗り込み、高速に乗り、警察に捕まってもしょうがないようなスピードでちーさん宅へ。まじで、自分でもびっくりするぐらい、あっつーまにちーさん宅へ。


 1階のゲストの駐車場そばへ着くと、まだちーさんの姿はなくて、まーちゃんに急いで電話をして、余計な焦りを悟られないように「できるだけ急いでね」とだけ言い、ちーさんを車に乗せてきたまーちゃんと一緒に私の車へちーさんを移動し、これまた捕まってもしょうがないようなスピードで病院へ。


 ERから車椅子でダッシュで産科へ行き、モタモタしてる受付の看護婦が「おしるし?」って眠そうにいうから、「だから、ものすごく出血してるんだってば!!」と自分でも思ったよりきつく言ってしまい、するとその看護婦さん急に目が覚めたのか、他の看護婦さんへ事情を促し大急ぎで検査室へ誘導。


 結果、とりあえずは大丈夫とのことで、かな~りホッ。正直この時点で涙が出そうだったけど、ちーさんも気丈に頑張ってるから、ぐっとこらえる私。というか、ちーさんまだモルヒネが利き過ぎていて気分が悪そうで、ほんとうにかわいそう。子宮口も開いてきているとのことで、このまま出産になるみたいだしっ!!!


 ちーさんの旦那様YoshiTatsu氏はこの夜、タイトルマッチという大事な試合 で、どどどうしても州外へ。 テレビでその勇士を観る余裕もなかった私たち。


 旦那様、翌日のお昼にはタンパに戻って来られるのだけど、どうやらそれまで持ちそうにもないねえ・・・ということで残念だけど、ちーさん、旦那様抜きで頑張るしかないみたいだYO!


 その後、陣痛を促進するために破水させられたちーさん。頑なに、「エピデュラルを打つなら今のうちだよ」と薦める私笑 ああ、恐い。あんな針を本当に刺していたのか!!と、今更ながらビビリましたわ。ここでもワタクシお父さん役、しっかりちーさんの肩を押さえ、動かないように。


 そしてここぞとばかりに、麻酔科の女医さんに「この無痛の麻酔、なぜバッチリ利く人と、私みたいに痛くて痛くて全然利いてない感じの人がいるの?」と聞くと、最初は「体質らしいわよ」なんて言ってたくせに、ちーさんが「きゃー、信じられない!全然痛くなーい!」なんて喜び出した途端、「ま、麻酔医の腕よね」ってぷっ 


 そのあと「あなたの赤ちゃん、何パウンドだったの?」って聞くから「・・・9パウンド」と言うと、看護婦さんと2人で笑い出しやがった。「そりゃあなたのフレーム(体格)で9パウンドの物体を出すんだから、麻酔なんてある程度しか効かないわよ!」って。あー、そう・・・麻酔医の腕じゃなくて、私のせいだったのねガクリ



 順調に無痛の処置も行われ、ちーさんもやっとウトウトできているよう。ところが、あとちょっとというところで、どうやら陣痛の間隔が離れすぎててなかなか進行しないらしく、点滴で促進する事に。


 そして30分後の6時半、チェックに来た看護婦さん、ちょっと検査するやいなや、慌ててトランシーバーにて「○○○号室、直ちに出産に入ります。繰り返します、大至急出産準備!」って!!!



 私、その時が来たら、外にでて待とうって思ってましたよ。

 

 まさかあのシーンは・・・って、土壇場まで思ってました。


 でもね、男らしいちーさんが「もうなんでもいいよ。胎盤でも見てって!」って大盤振る舞ってくれたので、じゃあってことで。 っつーか、実際最後のいきみが始まとろうとすると、ちーさんの左側に誰もいないんだもん!!!ぷっ ええ、私もここは男らしく、左足を持つことにしましたYO!



 でもさ、さすがアスリートの嫁だわよ。ちーさん、根性入ってます。ナイスプッシュで、健康な男の子があっという間にハート 


 ワタクシ多分、泣いてしまいました。あんまり覚えてないけど、なんか感動して、色んな思いが交差して、すごい瞬間に立ち会えたなって。ちーさん、ありがとう。すごく素敵なお産だった。


 初めてるー君を抱っこしておっぱいあげてるちーさん、すっごくきれいだった。 あの美しさ、絶対一生忘れないと思う。



夏への扉 -フロリダ編-

ホヤホヤ


 すでにハンサムすぎます。あとちょっとしたら、シオンがしつこく付きまとうこと請け合いだわよ笑 



 ちーさん、本当におめでとう涙 


 3回目も立ち合せてね爆




お母様、私の弟はどこ??(by シオン)

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