フランス滞在記 2014年6月その② |   湘南フレンチ・ビストロ料理教室  おうちで作るパリごはん                 ATELIER RUE GREUZE

みなさま、こんにちは。

フランスに来ています。滞在記その②。

モンマルトルから、とあるレストランを目指して、てくてく。
可愛らしいランプのあるお店が。




よーく、見ると、ブラッスリー兼カラオケ屋さん。




といってもフランスはボックスではなくて、飲みながらみんなの前で歌うという・・・。
さすがフランス人。

さらに歩いていると、テラス席に子供の長靴に生けた花を見つけた。かわいいなあ。



パリの北、シャトールージュ近辺をちょっと散策。
アフリカ系の移民が多いこの界隈では、様々な南アフリカの食材が売られています。
パリというより、アフリカに小旅行に来たような気分になれます。





ちょうどお肉屋さんがトラックから搬入するところ。
丸々1頭ずつ、ぶらさがっています。



こちらは、北アフリカ系のお菓子が並んでいます。
生クリームなどを使った生菓子ではなく、揚げたかりんとうみたいなものや、

アーモンドペーストで作ったお菓子。
素朴でとても美味しいのです。



目指していたレストランとは・・・、11区にあるセプティム。
今、最も料理人たちから注目されている、若きシェフが腕をふるう1つ星のレストランだ。
1つ星にもかかわらず、ランチは前菜・メイン・デザートを28ユーロでいただける。

随分先まで予約で一杯なので、思い切って直接早めに行ってみた。
が、やっぱり、案の定満席。

がっくり肩を落として、帰ろうとすると、
お店のかたが、予約表とにらめっこしてから・・・・
13時半に予約が入っているので、その前までならOKと天の声が~!!

作戦成功(ずる賢いともいえる)

パリで今最も予約の取りにくいレストランのひとつと言われているセプティムに、

当日に入れるなんて本当にラッキーでした。

モード感のあるお洒落な店内。



前菜はズッキーニ、ジュラ産のソーセージ、貝にりんご酢をベースにしたドレッシングで和えたもの。
この組み合わせにセンスの良さを感じます。



メインは白身魚と小じゃが芋のソテー、レモンのきいたアンチョビソースとクレソンソース。
身がしっとり。キュイッソンがパーフェクト。
メルラン(白身の魚)は少し匂いもあるので、元々あまり好きではなかったけれど、

これは本当に美味しかった。
盛り付けもとても今風でおしゃれ。



デザートはイル・フロッタント。
卵のゆるいカスタードソースの上に卵白を浮かべた、伝統的なお菓子。
通常はバニラだけですが、さらにオレンジの花で香りづけされていた。



サービスの方たちもキビキビと感じがよく、忙しいにもかかわらず、

お料理の説明も丁寧に説明してくれる。
ひとりで来ているひとも結構いて、居心地の良い空間だった。

大満足のひとりランチを堪能しました。

次回はちゃんと予約してディナーでお邪魔します!
美味しいお料理と、気持ちの良いサービスを有難うございました。


☆お店情報☆
SEPTIME(セプティム)
80 Rue de Charonne 75011 Paris
01 43 67 38 29
http://www.septime-charonne.fr/


続く(多分・・・)