元児童問題研究者だからできる
子どもの心と体を強くする
ハイパフォーマンス家庭料理研究家
冨田なおこです
「子どもがグミやポテチを食べたがります。なおこ先生のお宅は、一切ジャンキーなお菓子は食べさせていないのですか?」
というメッセージをいただきました。
そんなことは全くありません。
普通にスーパーやコンビニのお菓子を食べるし、ファストフードだって食べますよ。ただ、頻度は抑えています。
私は、生まれた時から体が弱かった事から母が過剰に心配し、スナック菓子やお祭りのかき氷やりんご飴など全て禁止でした。(他にもたくさんありますが)
こっそりかき氷を食べた時に、とてつもない罪悪感を覚えたことが、いまだに記憶にあります。
私が子供の頃ですから、40年くらい前・・・。そりゃ今よりも不衛生だっただろうし、心配になる気持ちも今はわかります。
が・・・当時は、美味しそうにお祭りの物を食べている子を、指を咥えて見ていたわけです・・・。
そこまで罪悪感感じるほどの物でもないのにね・・・
当時の私がちょっとかわいそう(涙)
私の 「屋台」への憧れは強いです。
母と二人で台湾に行った時、もう大人なので(笑)自分でガンガン屋台を制覇していく私を見て、母は「食べて大丈夫なの?」と(笑)
自分が母親になって、息子がお祭り行ったら、<その場を楽しむ>事を大事にしたいので、私は息子には特に禁止はしません。「ちょっと汚い・・・」と思っても(笑)
ツァイガルニク効果ってご存知ですか?
未達成のものを達成したい欲求に駆られるという事です。
私のお友達には、漫画・テレビ・ゲーム・男女交際など、色々と禁止されているご家庭がありました。
子供のためを思って、「害」になるものを排除したい気持ちがあって禁止する、お母様の気持ちわかりますよ。本当にわかります。
しかし、気持ちが未達成な状態だと、より欲求が強くなり、禁止したことがかえってあだになる事も・・・。
お友達のお家で、漫画を読み漁る、ゲームを借りても返せないくらいに没頭する、お友達のお家でスナック菓子を貪る・・・など
親の見ていないところで、反動が来るケースは多々あります。
今、私は<食>について仕事をしているので、<食>について言うと。
私の講座を受けた方は、ご存知だと思いますが、
賢母塾は、ガチガチに悪いものを排除していません。
それは、上に書いたように、厳格に禁止しすぎて良い影響はないから。
最後までお読みいただきありがとうございました。