実家に行った帰りに立ち寄った中野。
地元の友だちから教えてもらった「焼肉李苑」に伺うためです。
「焼肉李苑」は昭和32年創立。
本場韓国や最近の流行の焼肉とも違う、昭和30~40年代くらいに日本で確立した焼肉店。
このタイプのお店、各店ごとに工夫があり、美味しいので大好きなのです!
こちらお店ならではの3種類のタレ。
青唐辛子入り酢、コチュジャン酢、胡麻・唐辛子・塩。
初めて体験するタレの種類です。
普通ならホルモン類は外せませんが、1人だった(のとお酒がなかったから💦)ので、
「牛タン4点盛り」と「カルビ3点盛り」、キムチ盛り合わせ、エゴマの葉にしました。
牛タンとカルビは通常2人前からですが、1人で来店した場合1人前から応じてくれます。
「厚切り上タン塩、上タン塩、タン塩、タンすじ」
「上カルビ、中落ちカルビ、カルビ」
お肉は焼きごろの温度になったものが運ばれてきます。
脂が少しとろけた状態がなんとも艶めかしい(笑)
焼きごろの温度、これも美味しさの重要ポイントですよね!
見た目が美しいけれど肉の温度がまだ冷たい「A5ランクのXX牛の希少部位」などよりも、断然食欲が湧いてきます。
タンすじ、タン塩から焼き始めます。
タンは4種とも青唐辛子入り酢につけて。
刻んだ青唐辛子は一緒に巻き巻き。
塩タンはさっぱりと感じますが、脂もそこそこあります。
また若干味わいが平坦。
なので爽やかな辛味&酸味と相性バッチリなのです。
野菜と一緒で食感、風味とも複雑になって美味しいな~。
カルビ3種はコチュジャンベースのタレにつけて。
白胡麻、唐辛子、塩をふりかけます。
う~ん、脂、辛味、酸味で幸せな美味しさ!!
「青物とキムチは焼肉と一緒」が私のデフォルトなのですが、またこのキムチにも工夫がありました。
ペチュキムチはシャクシャク、カクテキはキュウリが瑞々しく、オイキムチは大根が甘~い。
そして3種の辛味の味わいが少しづつ異なるのです。
食材にあわせて漬ける時の調味や合わせる素材を変えているそう。
きちんと手作りしているから、このような工夫ができるのですね。
韓国冷麺と梨のジュースで締めました。
麺は硬めですが、冷たいスープがよく絡みます。
スープはちょっと磯の風味がしてさっぱり。
緊急事態宣言でアルコール類を提供していませんが、せっかくの機会。
コーン茶、ざくろ酢の炭酸割り、梨ジュースで食事をしました。
ざくろ酢炭酸割りは、酸味と強い炭酸でランブルスコを飲んでいる感じも。焼肉の脂ともよくあいました。
冷麺に梨をのせることもあるので、梨をすった梨ジュースは冷麺のスープと相性がよかったです。
「街焼肉」のオススメの1軒です。
住所: 東京都中野区中野5-60-2 ライオンズプラザ中野1F
電話: 050-5457-1113
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