昨年は一度も海外に出ていません。
昔の記憶を辿ると・・・・社会人になってから海外にでなかったのは1987, 1994, そして2020年だけでした!
もう禁断症状が出始めています(笑)
私以上に症状がつらいであろう旅ライターの友人たちと、昨年末に麻布台
「ミンスクの台所」に伺いました。
ベラルーシ料理のお店です。
スタッフの方々もベラルーシ&近隣諸国の出身と思われ、異国情緒たっぷりです。
お料理はコース料理指定でしたので、ライト、レギュラー、デラックスから「レギュラープラン」を。
ワインはモルドヴァかジョージアの二択。
ジョージアの「Old Tbilisi オールドツビリシ ブリュット」のスパークリングからスタート。
ルカツィテリというジョージアを代表する白ブドウで産は少な目。
一緒にサンクトペテルブルグを旅したNさんと、初日のディナー「ケット」で飲んだのもジョージアワイン。思い出話に一花咲かせました。
「前菜盛り合わせ」
ポテトサラダ「オリヴィエ」、ワイン漬けにしんとビーツのサラダ「毛皮のコートを着たニシン」、ザクースカ、スモークサーモン。
ロシアなど東欧圏に共通の酸味の多いお料理で、ブリュットといえども酸味の少ないスパークリングがよくあいます。
ライ麦パンにのせてもOK。
「自家製焼きピロシキ」は具沢山で酢漬けのキャベツがたっぷり。
「レバーペースト」
花のような盛り付けが可愛いです。
「ボルシチ」
ビーツの美しい赤。
ハンガリーのグラーシュのように唐辛子の風味はなく、野菜の甘みのやさしい味わい。
「ドラニキ」
すりおろしたジャガイモのパンケーキ。
外はカリッと、中はフワフワ。
「TAMADA Tsinandali タマダ ツィナンダリ」
ジョージアではお祭りやお祝い事には欠かせない、国民に親しまれているワインブランドのようです。
セパージュはルカツィテリとムツヴァネ。
果実味とバランスのよい酸味です。
「ゴルショク」
東欧圏でおなじみの壺焼き。
皮を破ると、そばの実の芳ばしさ、キノコの濃厚な香りがほとばしります。
思わず可愛いと声をあげてしまった「パプリカの肉詰め」。
オーブンから出てきたばかりでジュウジュウしている中身は、挽肉、にんじん、卵やディル。
オーブンでじっくりと火が通ったパプリカの甘いこと!
これはおうちごはんでも試作中。
赤も「TAMADA Mukuzani タマダ ムクザニ」。
サペラヴィ100%で、バニラ、オークの風味が特長です。
「ビーフストロガノフ」
付け合わせはマッシュドポテトですが、蕎麦の実やサフランライスとあわせることもあるそうです。
クリーム系ですが割とサッパリとしています。
「シャルロトカ」
シナモン風味が効いたリンゴのパウンドケーキ。
素朴な美味しさが嬉しいです。
代表的な伝統料理のコースは旅気分に浸れて、なかなか楽しい。
他の国のお店も探して、禁断症状を和らげないとね(笑)
最後はストリチナヤのショットできめました。
ロシア正教会のクリスマスは1月7日。
キリスト教でも12月25日のクリスマスから公現祭まではツリーを飾るので、年末でも素敵なツリーの飾りつけが楽しめました。
海外に行けていないと、こんな些細な事も嬉しく感じてしまいます(笑)
住所: 東京都港区麻布台1-9-14
電話: 03-3586-6600
ミンスクの台所 (ロシア料理 / 神谷町駅、赤羽橋駅、麻布十番駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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