以前紹介した恵比寿「鮨染井金平」。
肩ひじ張らずに美味しくお鮨がいただけるお店で、教えてくれた友人はチョコチョコ伺っているようです。
私と同じくこちらのファンになった友人から、同じ系列で魚をメインにした創作イタリアンがオープンした旨をきき、早速伺ったのが、神楽坂「魚 金平」。
こちらの「鮨染井金平」同様、インテリアはカジュアルさがあるものの、大人の落ち着きが感じられます。
1杯目はレモンサワー。
グラスにタップリ、国産と思われるレモンの風味が美味しい。
「金平サラダ」
女子力低めの私たちでも思わず感嘆の声があがった、鮮やかなビタミンカラー。
レタス、わさび菜をベースに、
ニンジンラペは千切りではなく、今流行りのスライス。
紅芯大根はピクルスで色鮮やかに。
熟成をかけたサーモン、スモークしたブリと一緒に、蟹味噌ドレッシングでいただきます。
「本日の鮮魚のカルパッチョ」
築地直送の素材に、創意工夫のソースをあわせて。
5種を全部いただける「贅沢五種盛」 1580円。
甘エビXエビ卵のソース、帆立X海苔ソース、スズキ炙りX薬味ヴィネグレット、ブリX大根ソースとバルサミコ、トロXワサビソース。
特に印象に残ったのは・・・
「甘エビXエビ卵のソース」
甘くネットリした甘エビには、その卵と燻りガッコを刻んだパンチのあるソース。
「帆立X海苔ソース」
こちらも甘味が身上の帆立。
プチプチしたとびこと海苔の佃煮・・というと和風に思えますが、カルパッチョの下ごしらえできちんとイタリアン。
「鮪の白子ポン酢」
鮪の白子は初めて!
通常は市場に出回らず、漁師町の料理だそうです。
フォアグラと鮟肝があわさったような食感ですが、かなりサッパリとした味わいです。
「赤貝のチャンジャアボカド」
チャンジャと言っても、ワインと合わせるためでしょうか、魚介の肝は入っていません。
なので、シラー、グルナッシュメインのコート・デュ・ローヌと。
「鮪の心臓の生ハム」
メニューの記載を見て、どのようなスタイルで供されるのか興味津々でお願いしたお料理。
黒いトリュフのようなものが、心臓の生ハムです。
イカワタのような凝縮した旨みで、これも白子同様希少部位です。
ガーリックスライスのように見えるのが、胃袋。
両方とも燻製香とレモンドレッシングのサラダ仕立てで、ワインに合うような仕上がりです。
「肉刺し 牛タン」
低温で6~12時間かけて火入れ、とてもしっとりと仕上がっています。
たたきのように、中がキレイなピンク色。
カラスミのように見えるのは、チリソルト。
唐辛子にフライドオニオン、フライドガーリックなどをブレンドした自家製です。
厚くスライスされた牛タンは、スモークハムのよう。
チリソルトを加えると、ワインより味が強いスピリッツ系でもあうと思います。
「小エビとエリンギのアヒージョ」
トマトの酸味で全体が爽やかな味わいに。
これは家でも真似したいです。
「お野菜のグリル」
歯ごたえのある具材の野菜グリル。
チリソルトで、野菜の甘味がアップします。
「牡蠣のリゾット」
香り高いトリュフバターと牡蠣のペーストで旨みを強化。
お米一粒一粒に絡みつくような、お皿ごと海の香りのリゾット。
魚介メインの創作イタリアン、お初の食材もいただけて大満足!
日本人ならではの食材選び、そしてソースに工夫があるところがイタリアン、フレンチです。
スパークリング2種、白・赤それぞれ6種のワインは日本とフランス。
新たなマリアージュを求め、ワイン好きの友人とまた伺いたいお店です。
住所: 東京都新宿区神楽坂3-2-39 神楽坂MKビル1F
電話: 03-6265-3037
こちらでも美味しい情報を発信しています!
・Twitter:https://twitter.com/wakamido1629
・Instagram:https://www.instagram.com/yuki.kusama/
・食べログ:http://tabelog.com/rvwr/cuisine3137301/
人気ブログランキングへ 「ココビタ」掲載中のフードアナリスト西麻布女子の美・食・旅ブログ記事
魚 金平 神楽坂 (イノベーティブ・フュージョン / 飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9