両親ともに80代になったので、長女の務めとして、認知症に関するセミナー「家族のための認知症セミナー 薬いらずで認知症は防げる、治せる!」を受講してきました。
正直、”薬いらずで”というところに魅かれての参加です。
お話しいただいたのは、宇都宮セントラルクリニック理事 佐藤俊彦先生です。
真実をズバリ発言する簡潔でわかりやすい説明。
「認知症は薬では治らないのですよ!!!」
最初のこの一言で、聴く耳がダンボになりました。
病院などで症状をおさえる薬を投与していますが、治す薬ではないのですね。
高齢化の日本では、2025年には65歳以上の3人に1人が認知症・認知症予備軍となり、その数1300万人になると推定されてます。
薬もないとなると、この数字とても恐ろしい!
ですが・・・
認知症も軽度から重度と症状は進行しますが、予防・早期発見で改善することは可能だそうです。
両親はまだ物忘れによる問題は感じていないようです。
今のうちから予防しておけば、多分大丈夫。
認知症にもタイプがあるようです。
アルツハイマー型認知症:原因不明
レビー小体型認知症:幻覚、認知障害、パーキンソン病
血管性認知症:脳血管の梗塞によるもので、急激な変化を引き起こす。
前頭側頭葉認知症:常道行動、異常性格、物忘れはない。
脳のどこにダメージ(萎縮)があるかによって症状が異なるのですね。
特に注意したいのが、前頭側頭葉認知症。
若年層でも発症し、初期では物忘れなどの記憶障害は表れにくく、認知症の診断が困難な場合があるからだそうです。
いきなりキレる、怒鳴るなどの症状がでたら、疑ってみるのが賢明かも・・・
認知症とまではよべない”健常と認知症の中間”にあたる段階が MCI ( Minimum Cognitive Impairment )。
1.本人または家族・介護者が物忘れに気づく。
2.客観的に記憶障害がある。(新しい事を覚えられないなど)
3.日常生活は基本的にできる。
4.全般的な認知機能は保たれている。
5.認知症と判断されていない。
やはり両親は、MCI 症状の通りです。
母は「おばあちゃん、また忘れちゃったの~。XX時にXXXXXXXするって言っていたじゃない。」とよく孫に言われています。
それに対して「あらら、年とってしまったからね。少しぐらい忘れるわよ。」と返しているので、自分でも認識できています。
この時点でキチンと検査をすれば、早期発見・予防につながるのです。
佐藤先生は、脳の機能を見る検査 PET を奨めています。
保険適応外ではありますが、癌のPET検査をするときに一緒に脳のPET検査も加えることができるからです。
一緒に済ませれば、被爆量は変わらないのもポイントです。
脳の形体だけではなく機能(代謝など)が検査できるようです。
そしてもう一つ、予防に効果的なサプリメントの情報も教えていただきました。
佐藤先生の著書
「薬いらずで認知症は防げる、治せる!」でともに執筆されている長谷川了先生が開発に携わった「1969」。
アルツハイマーを引き起こすホモシステイン酸を減少させるのがポリフェノールということから、1日摂取量0.8g のポリフェノールが含まれる緑茶とヨーグルトを主成分にしたサプリメントです。
ホモシステイン酸を還元 知力を健康にするサプリメント
緑茶風味のA包とヨーグルト風味のB包。
1日2包、パウダー状になっているものを水やお湯、スープなどに溶かして飲むのです。
セミナーで試飲してみたところ、味的にもとても飲みやすかったです。
こちらは1ヶ月分で3万円、1日換算千円です。
1人あたり年間36万、10年で360万円。
この数字、もちろん「はい、そうですか」と言える額ではありません。
ただ、認知症が進み介護士をお願いしたら、もしくはケアホームのお世話になるとしたら、と考えると1日千円は現実的に考えられる価格。
薬では治らない認知症を、予防・早期発見して改善できる力強い味方になりそうです。
曾祖母、祖母と同様に、両親にも自分の家で家族に囲まれて、自然に天命を全うしてもらいたいと思っているので、きちんと考えてみたいと思います。
アマゾンでも取り扱いがあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/B06X92TTCX/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_jADwzb3Z3JMWX
こちらでも情報を発信しています!
・Twitter:https://twitter.com/wakamido1629
・Instagram:https://www.instagram.com/yuki.kusama/
・食べログ:http://tabelog.com/rvwr/cuisine3137301/
人気ブログランキングへ 「ココビタ」掲載中のフードアナリスト西麻布女子の美・食・旅ブログ記事