先日伺った「Cucina Buffa」も、エントランスへのアプローチをみた瞬間にワクワク!カジュアルでもラグジャリアスでも、センスが感じられる店構えだと、お料理もきちんと美味しい確率が高いです。
「黒トリュフを練り込んだサルーミとコッパ。山形のラフランス添え」
程よい塩気と脂の凝縮した甘味。アミューズとしては力強いなと思ったら、ラフランスのフレッシュな甘さでマイルドに。
食材とフルーツのコンビネーションは後でも出てきますが、斬新でとても面白いです。
「サーモンの軽い燻製とアスパラガスのサラダ仕立て」
脂がのると主張しすぎることもあるサーモン。軽い燻製で味が引き締まり、アスパラガスの美味しさとバランスをとっています。
これ白にあわせると、ものにもよりますが、ワインが脇役になってしまうのかな・・・と。(もちろんそういう合わせ方もありますが。)
燻製が、この赤の少し熟した果実味にあっています。
「骨まで食べられる鮎のコンフィ」
コンフィにしてもワタの苦美味しさはきちんと残っていて嬉しい。鮎とネットリとした甘いイチジクとの組み合わせは初めての経験です。で、このイチジクが鮎とワインをうまくつないでくれてもいます。
シェフのご実家はお鮨屋さん。子どもの頃から築地に出入りしていたそうです。お魚に親しんでいるからこそ、使い方が一味違うのも納得できますね。今ももちろん毎日築地に足を運んでいるとのことです。
「ビーツを練り込んだ手打ちパスタ、白貝、浅利と根菜のソース」
特にこれからの季節に美味しくなる根菜。貝とパスタのモチモチさに根菜のソースがうまく絡んでいます。
色合いなど視覚的にも秋らしい一皿です。
「和牛うわみすじと金沢野菜のロースト」
柔らかい赤身に肉の美味しさがギュッとつまっているローストです。
食事の最後に、脂が少なく旨みを堪能できるお肉をいただけるのは幸せ!
「メレンゲの焼き菓子とお楽しみセミフレッド」
サクッと軽い焼メレンゲ、セミフレッド、フレッシュフルーツ。
落ち着いたサービスと美味しいお料理を、センスのよいカジュアルな空間で堪能できます。そしてキッチンとホールのトップ2が、エネルギッシュで真面目なところがとっても好感がもててしまうのです。
今度は3~4人で伺おうと思っています。
【Cucina Buffa】
住所: 目黒区上目黒1-11-4
電話: 03-3461-0699
http://cucinabuffa.com
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