いつも「洋」の料理が多い私ですが、今年は意識して和食を食べに行くようにしています。
今年に入ってから、
「つきぢ田村」  「京都 瓢喜」 そして今回の「婆娑羅」。
3か月で3軒は自分でもビックリ。

今更ながら・・・ですが、和食は季節感あふれる小さなサプライズの連続ですね。


水滴で雪解け水、大根で残った雪、車海老の酢世里は雪の下から芽生えた春の息吹を表現したかのようなプレゼンテーション。


文箱をあけると、一気に春爛漫に!
この箱とお酒を持って、一人花見も乙かな~などと考えつつ箸を進めます。


最初は獺祭のスパークリングと。


お椀は海老真薯。
木の芽が春の香りを運んできます。
ふんわりとほのかな甘みの
真薯にプチプチ感のあるジュンサイ。


鯛、本鮪、勘八。
酢橘の香りでサッパリと。
桜の花を浮かべた日本酒も季節ですね!
鯛と色調があっています。


焼き物は、本鱒。
桜チップで軽くスモークしてあります。
こちらも芳香な木の芽。


炊き物は飛竜頭。
春の野に、蕗が生えてきたような構図ですね。


深川飯。
浅利以外に、上品に味付けをした穴子も。
赤出汁とよく合いますね。


そして自家製プリン。
ラムに浸したレーズンがアクセントです。

今回いただいたのは、京懐石のコースですが、深川飯があったりと創造に富んでいます。季節がかわったら、また訪れたいと思います。

実はこちらのお店、カウンター席も広々としているのです。
御一人様歴25年の私にとって、嬉しい発見です。
懐石コースは1名からお願いできますし、一品料理も充実しているので、一人でフラッと来ることができます。
京橋の駅からつながっていて、地の利があるのもまる!

Simplog


【婆娑羅】
住所: 中央区京橋3-1 東京スクエアガーデン
電話: 03-5542-1938


婆娑羅懐石・会席料理 / 京橋駅銀座一丁目駅宝町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.4

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