大好きな中国郷土料理。今回は神楽坂の「紅龍」で湖南省の料理を堪能しました。
湖南省は四川、貴州と同様、唐辛子を多く使い、「酸辣」の味付けが特徴で毛沢東の出身地としても有名です。

今回最も印象に残ったお料理は、「牛肉とえのき茸の鍋」。


真っ赤な色が辛そうにみえますが、唐辛子の辛さは普通です。これは酸辣ではなく麻辣です。山椒の辛さで軽くむせてしまいますが、牛の出汁が美味しいスープです。


ゲソとニンニクの芽、唐辛子をさっと炒めて蒸したもの。
ゲソは、日本で言う一夜干しにしたかのように旨味が凝縮しています。


よだれ鶏
香菜はなく葱の香りと辣油で。
こちらのお料理を何皿かいただくと、辣油が普通の調味料に思えてしまいます。


箸休めの豆苗の炒め物。
寒い地方のせいか、ニンニクも結構入っています。


海老の唐辛子炒め
辛みの風味を海老の甘みとあわせて楽しむお料理です。
唐辛子は食べないのですが、海老のエキスが浸みています。
お持ち帰りにして炒飯をつくると美味しいですよ~!!


叉焼炒飯
こちらも唐辛子が入っていますが、辛みというより旨味と黒酢の酸味のあるコクが印象的です。

今回のお料理、本来なら白酒といきたいところでしたが、皆のリクエストを取り入れ紹興酒をあわせました。
結果、一人一本づつ飲んでいたので、相性もよかったようです。

庶民派郷土料理を楽しみました。

【紅龍】
住所: 新宿区神楽坂3-3 野本ハイツ2F
電話: 03-3235-0137

紅龍中華料理 / 飯田橋駅牛込神楽坂駅神楽坂駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0

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