東京メトロ乃木坂駅を青山一丁目の交差点に向かうと、左手に青山墓地、青山葬儀場と緑が続きます。
右手には、老舗のビストロChez Pierre、洋菓子のWESTなどが並んでます。
Chez Pierre の角を曲がると、住宅街に「鮨処 風間」が佇んでいます。

引き戸をあけると、長い白木のカウンター、さっぱりと頭を刈りこんだ親方と職人さんたちが迎えてくれます。
こちらの皆さんとは、よそのお店で一緒に飲んだりする間柄ですが、お店では、職人さんとお客。心地よい緊張感を保ちながら、ネタケース越しに向き合います。

お任せで、お刺身、焼き物、握り、巻物、お椀などを出していただきます。



今年お初!
梅の酸味が、蒸し暑さを吹き飛ばしてくれました。


牡丹海老
ご主人が北海道・稚内近くの出身なので、北海道の食材の仕入れルートは抜群です。
歯がのめり込んでいくような食感は蠱惑的。


煮蛸
柚子の風味が際立ち、程よい弾力。


太刀魚
お刺身、煮つけなどありますが、程よく脂が落ちた焼き物は皮と身の両方を楽しめるので大好きです。


小肌
やはり初夏になると特に食べたくなるネタです。
美しい銀色が涼やかな酢〆が一番!


中トロ
美しい色合い。
口当たりをやさしくする脂の甘みを感じた後に、ホロッと溶けるさまが愛らしい。


赤身
「どうだ」と言わんばかりに、ストレートな美味しさを打ち出してきます。
山葵と同時に味わい、握りの力強さを楽しみます。



海水雲丹
雲丹の甘さを活かすため、軍艦にしてありません。
友人が「これから雲丹は海苔なしにします!」と宣言したほど、あまり他では見ないようです。


穴子
ふんわりとした身が、さっぱりとした甘辛さを纏って〆に相応しい握りです。

他にもお通し、お刺身、おつまみ、天ぷら、他の握り、巻物、お椀などありましたが、特に気になったものをご紹介しました。

この日はブリュッセル日本人補習校時代、妹の同級生だった友人3人との会食。飲むとすぐに子ども時代に戻ってしまう男性陣を牽制しながら、初夏のお鮨を堪能しました。

他の季節のお鮨は↓
鮨処 風間 秋のお鮨

【鮨処 風間】
住所: 港区南青山1-22-5
電話: 03-3401-4595


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